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長谷部誠、本田圭佑・・・サッカー日本代表の「コンバート」について

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「コンバート」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?元々のポジションから違うポジションに配置されることを言いますが、時としてコンバートされたポジションの方が適正があったということもあるくらいです。CBからFW、SBからCBへ、ボランチからトップ下へ・・・等、色々なパターンのコンバートが存在します。日本サッカー界における有名コンバートを紹介します。

 南アW杯を救った本田圭佑の「ワントップ」

 


【ワールドカップ予選】9/3 本田圭佑カンボジア戦後インタビュー

ここ数年で日本代表のポジションのコンバートによって最も結果が出た例が本田圭佑のワントップではないでしょうか。

2010年の南アフリカW杯でベスト16進出を果たした日本代表。第1戦、カメルーンとの一戦では値千金の先制ゴールが結果的に決勝ゴールとなり、第3戦のデンマーク戦でも伝説の「無回転FK」を決め、本田圭佑の名が世に轟いたひとつのきっかけとなりました。

直前の練習試合では思うように結果が出なく、荒療治が必要だと判断した岡田武史監督。フィジカルに長け、強烈なシュート力を持つ本田圭佑に白羽の矢が立ったのです。

本職はトップ下を主戦場としているのである意味では「ゼロトップ」と言えるかもしれません。キャリアを重ねるにつれて様々なポジションを経験している本田圭佑はまだまだ伸び代があるでしょう!

矢野貴章はFWからSBへ


9.26エキサイティングデー(矢野選手編)

名古屋グランパスに籍を置く矢野貴章ですが、中学時代はサイドバックで高校になってからFWにコンバートされたという経歴があります。

柏レイソルアルビレックス新潟ブンデスリーガフライブルク南アフリカW杯の日本代表では主にFWとしての登録でプロでは前線の選手としての実績を作っていました。

2013年から加入した名古屋グランパスではチーム事情からまさかのサイドバックにコンバート。中学時代に経験があったということも功を奏したのか、豊富な運動量と高さで安定感を示し、起用されたという経緯があります。

元々FWでも前線からの守備でチームに貢献するタイプの選手でもありましたのでDFとしての適正もあったのでしょう。

長谷部誠ボランチから所属クラブで見つけたSB


Makoto Hasebe - Training Camp Abu Dhabi - Day V (japanisch)

 

ドイツ、ブンデスリーガ、フランクフルトに在籍する長谷部誠ですが、日本代表では「不動のボランチ」としてその地位を築いています。

ヴォルフスブルク時代にはボランチで出場機会が得られず、右サイドバックにコンバートされ一対一の強さやカバーリングのレベルアップに繋がったという話もあります。

本人的にはボランチで勝負したいという気持ちもあり、ボランチでの出場機会を得られるチームに所属していますが、日本代表でもチーム事情の関係で右サイドバックに入ることがあるなど、そのユーティリティなプレースタイルも評価されています。

闘莉王センターフォワード


田中 マルクス闘莉王(名古屋)が自身のシュートの跳ね返りを押し込む! J1第21節 名古屋vs柏

名古屋グランパスを退団し、その去就が注目されている田中マルクス闘莉王。長年、日本代表のセンターバックとしてポジションを守り続け、南アフリカW杯ではベスト16進出に大きく貢献しました。

185cmの長身から繰り出される打点の高いヘディングでDFながら幾度もゴールを決めてきたという実績があります。

年齢のせいもあってか、アジリティ面でDFとして不安が残るような場面が見受けられたことも出てきましたし、得点力を買われて名古屋グランパスではFWとして抜擢されました。

個人的にはブラジルW杯で日本代表メンバーに入れても良かったと思います。しかもFWとしてです。

ブラジル出身である闘莉王のモチベーションと後半最後のパワープレー要員としてメンバーに入れてみても面白かったのではないでしょうか。

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 トップ・アイキャッチ画像引用元:JFATV YouTube 【日本代表 ワールドカップ予選】 11/16 長谷部誠インタビュー