日本代表メンバー発表!ハーフナー・マイク招集で「高さ」を武器に戦う。
埼玉スタジアム2002で行われるFIFAワールドカップアジア2次予選のアフガニスタン戦とシリア戦に向けての日本代表メンバーが発表されました。注目はやはり1年5ヶ月ぶりの日本代表選出となったオランダリーグ、エールディビジのADOデン・ハーグ所属、ハーフナー・マイクではないでしょうか。彼は今シーズン、13ゴールを奪う活躍をしており、結果を残しているFWの一人です。彼の加入によりどのような効果を得られるのか予想してみたいと思います。
招集メンバー一覧
まずは全体の話から。招集メンバーは以下の通りです。
(GK)
東口順昭(ガンバ大阪)
西川周作(浦和レッズ)
川島永嗣(ダンディー・U/スコットランド)
林彰洋(サガン鳥栖)
(DF)
酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ)
酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
藤春廣輝(ガンバ大阪)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
槙野智章(浦和レッズ)
森重真人(FC東京)
昌子源(鹿島アントラーズ)
(MF)
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(ハノーファー/ドイツ)
柏木陽介(浦和レッズ)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)
(FW)
本田圭佑(ミラン/イタリア)
小林悠(川崎フロンターレ)
宇佐美貴史(ガンバ大阪)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
ハーフナー・マイク(ADOデン・ハーグ/オランダ)
概ね予想通りの選出となりましたが、注目はGKの川島永嗣の久しぶりの招集とFWのハーフナー・マイクでしょう。
当落線上にいた川崎フロンターレの小林悠もこれを機に代表定着としたいものです。
ハリルホジッチ監督は香川真司、本田圭佑のリーグ戦の疲労を考慮し、トップ下に清武弘嗣、右サイドに小林悠のスタメンを示唆しています。
引いた相手に「高さ」は有効か?
話は戻ってハーフナー・マイクに戻ります。
彼を招集した意味は、もちろん「高さ」というオプションを活かしたいからです。
アジアレベルでは日本相手に真っ向勝負してくるチームは少なく、引いてブロックを形成し、守備を固めてくる戦法を取るチームが多いでしょう。おそらくこの2連戦も引いて守備を固め、カウンターを狙ってくると思われます。
こういった相手にはサイドからクロスを上げ、ヘディングシュートが有効です。
今回センターフォワードとして招集されているのは岡崎慎司、金崎夢生、ハーフナーの3人ですが、比較的全員ヘディングを得意とする選手であります。
特に194センチの高さを誇るハーフナー・マイクは別次元で、試合の終了する間際のパワープレーにも使えるので新たな武器を手に入れたと言っても過言ではないでしょう。
ハーフナー・マイク以外で「高さ」を売りにする選手は豊田陽平、指宿洋史
ハーフナー以外でこのような戦い方ができるセンターフォワードはサガン鳥栖の豊田陽平くらいでしょうか?
今シーズンのJリーグ開幕戦でもヘディングでゴールし、30歳を越えベテランの域に入ってきても衰えは無さそうです。
またアルビレックス新潟の指宿洋史もここ最近コンスタントにゴールを取れているのでもう一皮剥ければ代表招集も見えてくるでしょう。
しかしハーフナーを含め、彼らがスタメンで使われる可能性は低いと思います。
個人的な感想ですが、「ポストプレー」にやや難ありと思うことが多いのです。
FWのファーストチョイスとしてカウントされるレスターの岡崎慎司然り、鹿島アントラーズの金崎夢生然り、「ボールが収まる」プレーに長けているのでハリルホジッチの評価が高いのではないかと推測します。
ハーフナー・マイクを批判した本田圭佑との関係は?
2013年のグアテマラ代表との親善試合で本田圭佑がハーフナーを「デカくて足元がうまくないタイプ」と批判したことはあまりにも有名ですが、今回の招集はこの一件に終止符を打ったと考えて良いんでしょうか?
もちろん両者とも30歳近い大人ですし、ハーフナー・マイクの弟のハーフナー・ニッキも本田圭佑がオーナーを務めるホルンにも在籍していることから世間が騒ぐほどわだかまりはないと考えられます。
いずれにしろまずは「ワールドカップ出場」という結果で世間のへの反応に答えてほしいものです。
Henk Fraser: ''We hebben geleerd van de uitwedstrijd tegen NEC''
関連記事:
トップ・アイキャッチ画像引用元: Henk Fraser: ''We hebben geleerd van de uitwedstrijd tegen NEC''より