ロシアW杯アジア最終予選日本代表メンバー発表!リオ五輪組からの引き上げは?
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— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2016年8月25日
JFA、日本サッカー協会は9月1日からはじまるロシアW杯アジア最終予選に臨む日本代表メンバーを発表しました。常連組は当然選出されましたが、気になるのはリオ五輪代表組の昇格と外れたメンバーです。2年後の本大会出場に向けまずは出場権を獲得しなければなりませんが、「常連組」、「当落選組」、「リオ五輪組」がうまく融合し、ベストなメンバーで臨んでほしいものです。
24名のメンバーが発表。金崎夢生、川島永嗣がメンバーから外れる
メンバーは以下の通りです。
GK
西川周作(浦和レッズ)
東口順昭(G大阪)
林 彰洋(サガン鳥栖)
DF
酒井宏樹(マルセイユ)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
長友佑都(インテル・ミラノ)
太田宏介(フィテッセ)
吉田麻也(サウサンプトン)
槙野智章(浦和レッズ)
森重真人(FC東京)
昌子 源(鹿島アントラーズ)
MF
長谷部誠(フランクフルト)
山口 蛍(C大阪)
柏木陽介(浦和レッズ)
大島僚太(川崎フロンターレ)
香川真司(ボルシア・ドルトムント)
清武弘嗣(セビージャ)
FW
本田圭佑(ACミラン)
小林 悠(川崎フロンターレ)
宇佐美貴史(アウクスブルク)
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
岡崎慎司(レスターシティ)
武藤嘉紀(マインツ)
浅野拓磨(アーセナル)
フランスリーグ、リーグアンのレンヌに所属する川島永嗣がメンバーから外れました。所属チームでもベンチに入れず、試合勘がないことから外れている模様です。
常連組としては鹿島アントラーズの金崎夢生がメンバーから外れています。Jリーグの試合で石井監督から交代を命じられた際に怒りが爆発し、感情を抑えられなかったことが招集されなかった理由かもしれません。
ここで疑問が残るのがブンデスリーガのマインツに所属する武藤嘉紀の選出です。彼は怪我のため昨シーズンの後半は試合に出ていません。試合勘が無いのにも関わらずメンバー入りしているところがハリルホジッチ監督の「欧州組贔屓」を象徴しています。
リオ五輪組から昇格は大島僚太と浅野拓磨
弟分のリオ五輪組からの昇格は川崎フロンターレの大島僚太とアーセナルの浅野拓磨の2人までに留まりました。
大島僚太に関してはリオ五輪3試合で最もパフォーマンスの高かった選手の一人だったと思います。ハリルホジッチ監督も「嬉しくなった」とコメントするほど彼の能力の高さが認められたということです。
浅野拓磨は申し分なく、特徴を活かした2得点でさらに評価を上げました。所属先のプレミアリーグ、アーセナルでは労働許可の関係で今シーズンはレンタルという形になりそうです。どこにレンタルされるかはまだわかりませんが、リーグ戦で10点、2桁くらいの得点は欲しいところです。フル代表ではジョーカーとしての役割を期待されるでしょう。
実績を考えるとおかしな選考基準
Forward Takuma Asano on what it means to represent #JPN at #Rio2016 #Olympics #footballhttps://t.co/TWAos9Vdb0 pic.twitter.com/EQAYbso0IY
— FIFA.com (@FIFAcom) 2016年8月4日
個人的にはどうしてもハリルホジッチ監督の「選考基準」がおかしいと思わざるを得ません。
というのもある部分では「試合勘」を優先した選考になっているところもあれば、2年後を見据えた「年齢」を考えての選考も垣間見えるし、「欧州組」であるということだけで選ばれているように見えることもあるからそういう風に見えてしまうのです。
怪我で試合から遠ざかった武藤嘉紀を選出するならJリーグでの実績十分の川崎フロンターレ、大久保嘉人やサガン鳥栖の豊田陽平を呼んだりするべきだと思ってしまうわけです。
何しろメンバーは決まってしまったわけですので、あとは試合に向けてのコンディショニング調整と試合での采配でハリルホジッチ監督には手腕を発揮して頂きたい!
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文中画像・アイキャッチ画像引用元:【キリンカップ】6/7 日本代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表ダイジェスト