クロコダイルのサッカー日本代表にもの申す!

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ポゼッション率が低いけど勝つチーム。日本代表に無いもの。

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J1の第3節が終了し、今年も混戦必至という感じです!首位攻防戦である浦和VS広島の「因縁の対決」はスコアレスドローに終わりましたが、手の内を知る相手同士ではそのような結果になりがちです(笑)今回は「ポゼッション率」に主眼を置いての記事になります。ポゼッション率とは簡単に言うと「ボール支配率」ですが試合結果とどのように関係するのか見てみましょう。

 ポゼッション率が低くても勝てる訳

開幕から3試合消化されましたが「ポゼッション率」による平均データというものがあります。

www.football-lab.jp

これを見ると柏がトップで、60%を超えるポゼッション率を誇っています。しかし新潟に昨日は敗戦しています。他にもボール支配率最下位の松本山雅が勝利、モンテディオ山形が勝利など相次いでボール支配率の低いチームが勝つことがあるという面白いデータがあります。

全試合ハイライトだけ見ましたが、やはりボール支配率が低くても勝つには「カウンター」が必要だということがわかります。守備が強くて縦に速い攻撃ができると足元のテクニックで負けていても試合では勝てるという現象が起きます。

ポゼッションを重視し過ぎた日本代表

サッカーには「流行」があることはご存知ですか?フォーメーションの流行もあれば、ユニフォームの流行もあるし、戦術の流行もあります。2010年南アフリカW杯はスペイン代表が優勝しましたが、スペイン代表やバルセロナの芸術的な「パスサッカー」に世界中は魅了されました。背格好もそんなに違わない日本人は同じような「パスサッカー」を主体に戦術を組んできました。

ここにきてそのツケが出てきていると思います。アジアではポゼッション率を高めることでゲームを支配し、勝つことが出来ましたが、個々の能力が高いW杯になると通用しないのは「自分達のサッカー」しかできないからではないでしょうか?ブラジル代表やコロンビア代表、スペイン代表にアジア予選で戦うように同じような戦術では勝てません。

「ポゼッション率重視」、「カウンター重視」をうまく使い分けるべき

ハリルホジッチ監督はそういった意味では最適な監督かもしれません。相手によって戦術を変えることがまだまだ日本代表には必要なはずです。世界のトップレベルの「個」の能力を兼ね備えるスター集団なら話は別ですが・・・。アジアでは「ポゼッション重視」、W杯では「カウンター重視」。実際南アフリカW杯でベスト16まで行った時もそういうやりかただったはずです。

結果だけ見ると「後退」している日本代表。ハリルホジッチになって変わるか見ものです。


【ハイライト】清水エスパルス×松本山雅FC「明治安田生命J1リーグ 1st 第3節」 - YouTube

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画像:YouTubeより