ロシアW杯、日本代表VSベルギー代表を見て「俺の中で何かが切れた」。
こんな衝撃的な展開に、朝から複雑な心境です。
「2-0が一番危ない点差」なんてよく言われますが、まさにその通りになるとは・・・。
日本はラウンド16で姿を消しました。
わずかな差だがそれが中々埋まらない・・・それが世界との差なのか。
試合に言及しつつ、今後の日本サッカー界についても書きたいと思います。
「耐え切れなかった」まさにそんな試合
SAMURAI BLUE ベルギーに2-3で敗れ準々決勝進出ならず~FIFAワールドカップロシア2018~ #jfa #daihyo #夢を力に2018 https://t.co/Dom8C4wmSy
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2018年7月2日
2点目を取った時間が少し早いなとは感じたのですが、踏ん張れなかった・・・。
フェライニとシャドリが入ったことで高さを使われ失点・・・。
クルトワの冷静な判断のスローイング、デブルイネのドリブル、ルカクのおとりからのシャドリの押し込み弾。
まさに控えメンバーの層の厚さを感じるベルギーの総合力でこじ開けられたゴールなのではないでしょうか。
今大会は「日本らしいサッカー」を体現できた
ブラジルW杯時に、選手のコメントの中でしきりに出てきた「日本らしいサッカー」、「自分たちのサッカー」という言葉。
ロシア大会では少しはブラジル大会より「らしさ」が出たと思います。
具体的にどんなものが「日本らしさ」か?「自分たちのサッカー」か?
・ショートパスを中心にリズムを作る
・ボールの獲りどころの意識を共有し、コースを限定しながらの守備
・フィジカルに頼らず、機動力を生かす・・・等
あと個人的には日本人監督の方がコミュニケーションが取り易いので良いのかもと感じました。
別にハリルホジッチ監督の批判をするわけではないですが・・・。
自分の中で同世代が去り行く虚しさと悔しさに緊張の糸が切れたような感覚を持った
私は本田圭佑や岡崎慎司、長友佑都、香川真司、長谷部誠、川島永嗣等とは同世代です。
今回のロシアW杯で選出された日本代表メンバーの中でも直接、試合をしたことがある選手もいるかもしれません。
彼らは「日本国民の代表」でもあり「サッカーやってる人の中の代表」でもあり「Jリーガーの代表」でもあり「海外組の中の代表」でもある人々。
特に同じ時代にサッカーをし、同じ風景を見て、同じものを見て育ってきた私は彼らが代表引退すること(しない人もいるかも)は感慨深いものがあります。
私だってできることならJリーガーになってみたかったし、日本代表としてロシアW杯のピッチに立ちたかった。
彼らはたくさん篩(ふるい)にかけられた者たちの生き残り。
サッカーをあきらめざるを得ない私たちの「思い」を代表してる選手なのです。
同世代の一区切り=自分が終わっていく・・・そんな感覚にもなりました。
一時期はW杯出場も危ぶまれる状況、W杯に出てもGSで3戦全敗の可能性が高いなど言われていた評価を覆す大奮闘。
日本代表を誇りに思います。
なぜか自分まで戦っていたかのような錯覚に陥れさせてくれたことに感謝・・・笑。
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トップ・アイキャッチ画像引用元:FIFA Worldcup2018公式Twitter Чемпионат мира FIFA2018 @fifaworldcup_ru のスクリーンショットより