Genki Haraguchi 原口元気 Best Goals Ever Welcome to ...
2014年に浦和レッズからドイツブンデスリーガのヘルタベルリンに移籍してから出番に恵まれていませんでしたが、今シーズン後半にダルダイ新監督になってからチャンスをつかみ、スタメンに定着した原口元気が約二年ぶりに日本代表に選出されました。個人で違いを生み出せる選手なので、非常に楽しみです!
ヘルタベルリンでの原口元気
今シーズンのブンデスリーガ 第20節からヘルタベルリンの指揮を執ることになったのはハンガリー代表監督も兼務しているダルダイ監督です。
彼の目指すサッカーは縦に早く、カウンターを狙うシンプルなサッカーです。新監督が目指すサッカーは原口元気の特徴であるスピードを活かすことができるので25節のシャルケ戦で途中出場し、ゴールを挙げることに成功すると監督の信頼も勝ち取ることができ、次節からはスタメンに定着することができました。
次シーズンもダルダイ監督続投が決定しているので、原口元気の出場時間も大幅に増えるでしょう。一方、同クラブでプレーしている細貝萌は新監督就任後にベンチ外が続き、最終節にようやくベンチ入りすることができました。
周囲を使えるようなプレーが増えた
最近のヘルタでの原口を見ると、浦和レッズで見られた良い意味でも悪い意味でも俺がやってやるといわんばかりの個人プレーが影を潜め、勝負するところとシンプルに周りを使うところの判断が非常に向上しているのが見えます。
ドリブルで通用しないときは周りを使い、ゴール前に飛び込みゴールに絡む姿をこれからもどんどん増やしていけばブンデスリーガでのゴールやアシストも増えていくと思います。
メンタル面での成長
レッズ時代の原口元気は良いプレーができないと不貞腐れたり、同僚の肩を練習中に蹴り上げ脱臼させ謹慎処分になるなど若さが悪い方に出ていましたが、ドイツに渡り厳しい環境に身を置いているおかげか、ミスをした後も全速力で守備をしたり以前見られていたいわゆる”軽いプレー”は無くなってきました。
新監督の方針で、通訳をつけることを禁止にしているようなので、ドイツ語でのコミュニケーションを取らざるを得ない状況なので、メンタル面も鍛えられているのかと思います。
個人技で違いを生み出せる貴重な選手
原口元気のストロングポイントはなんといっても高速ドリブルでしょう。私が一番衝撃を受けた原口元気のプレーは小学生時代に出場したフットサル全国大会”バーモンドカップ”の決勝戦での大活躍です。
この試合、一人で6ゴール7アシストとまさに異次元の活躍でした。このころからすでにミスを恐れず果敢に1対1を挑む姿勢が見て取れますね。フットサルは個人技を伸ばすのには最高の環境なので、幼少時代からフットサルをやっていた原口のドリブルのうまさのルーツはフットサルにありと言えるかもしれません。
またレッズ時代にもゴールキーパーのスローを受け、そのままドリブルで加速しゴールをするなど一人で試合を決められる力を秘めています。
サイドの攻撃的ポジションを主戦場とするので、本田圭祐・宇佐美貴史・武藤嘉紀など猛者揃いの中でのポジション争いになるが、持ち前の負けん気の強さで日本代表の新たなオプションの一つになってほしいですね!
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