ハリルホジッチ就任後の日本代表2つの試合は相手が弱すぎた!?
ハリルホジッチが日本代表監督の座に就任してからしばらく経ちました。船出となったチュニジア戦とウズベキスタン戦は見事に快勝!!・・・というように思えましたが、実はそれは相手に問題があったからではないかということも言えるかもしれません。チュニジア、ウズベキスタンの守備がお粗末すぎたという分析もできたのではないでしょうか?そんな2戦を振り返りつつ、今後の日本代表の問題点をピックアップしていきたいと思います。
チュニジアの問題ある守備
結果的に2-0で勝利した日本代表。しかしチュニジアの守備は日本の高校生より酷いポジショニングだったことがわかります。後半の31分頃のシーンではあり得ないプレッシャーの掛け方で失点しました。
SBの酒井宏樹に不用意に3人もの選手がプレッシャーを掛けています。ここで追い詰めてボールを奪取できれば良いですが、そうでもない。ましてやDFラインが押し上げることもないので岡崎慎司の前に大きなスペースが出来て結果失点に繋がっています。W杯の決勝トーナメントに上がってくるチームではあり得ないミスです。
ウズベキスタンの軽い守備
ウズベキスタン戦でも4-0で快勝しましたが、ほとんどが相手チームの守備のまずさが原因だったのではと分析もできます。特に宇佐美貴史の得点は通常のDFであれば止められているかもしれません。ウズベキスタンのCB2人が不用意に横一列になってしまい最終的にはCBとCBの間には2メーターほどの空間を作ってしまっています。これでは宇佐美貴史にこのコースをドリブルしてゴールを決めてくださいと言っているようなものです。
相手のことをあまり悪く言わない報道
個人的に思うのはこのように相手の弱さについてあまり触れない日本の報道が気になります。勝利した次の日の新聞各紙は賞賛の嵐で、勝って兜の緒を締めよ的な厳しいことを言うのメディア報道は少ない気がします。確かに岡崎慎司のヘディングゴール、宇佐美貴史のドリブルシュートは一連の流れとしては良い形だったのは間違いなかったですが、果たしてあれが、ドイツ、ブラジル、スペイン、イングランドなどの強豪国に通用するのか?自分達よりFIFAランキングが下のチームとやる練習試合的なキ〇ンカップが本当に意味があるのか?それだったら韓国Kリーグのクラブチームとやった方が真の実力が付くのでは?なんて考えてしまいます。まぁスポンサーの問題、金のやり繰り、その辺のことがあるので現実的には難しいのかもしれませんが・・・。以上!過去2試合を冷静に振り返りました。
サッカー 日本代表JALチャレンジカップ2015 日本×ウズベキスタン ハイライト - YouTube
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引用画像:YouTubeより