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「ボランチ」本田圭佑は実現するのか?

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ロシアW杯アジア最終予選を1勝1敗で3位につけている日本代表。

初戦のUAE代表戦に負けたことでW杯に出場できないという状況も視野に入ってきました。基本はブラジルW杯の時のメンバーをそのまま受け継いでいる変わり映えのないメンバーなので新戦力を試した方が良いという意見もありますし、私も賛同します。

ここ数年、日本のエースとしてチームを引っ張ってきた本田圭佑。所属クラブのACミランでポジションを確保できない状態が続きます。改めてもう一度、本田圭佑のベストポジションはどこか考えて見ましょう。

 右ウイングという選択

 

The training in Milanello. @acmilan @mbaye_niang11 #soccer #italy #milan #team #practice #smile #work

Keisuke Hondaさん(@keisukehonda_official)が投稿した写真 -

現在、日本代表で主戦場としているのが右ウイングです。特に9月の試合ではヘディングでの活躍が目立ち、空中戦で抜群の存在感を放ちました。

「ウイング」というポジション柄、個人的なイメージはバイエルン・ミュンヘンロッペンリベリーレアル・マドリークリスティアーノ・ロナウドのようにドリブルからカットインしてゴールに対し、斜めからシュートを撃つというパターンを連想しがちです。

しかし、本田圭佑の場合は足が速いわけでもなく、ドリブルスピードもあるわけではないのでこのようなパターンが頻発することは考えにくいです。

ただ、ここまで右ウイングで結果を残している理由としては「相手センターバックとの競り合いを避けられている」からとも考えられます。

通常、センターバックは長身でヘディング、フィジカルに長けている選手が多いです。

右ウイングのポジションにいることで相手サイドバックと競り合う場面が多く、高さ勝負になると本田圭佑に分があるのかなと思います。そういった意味では右ウイングは選択肢として間違っていないのかと思います。

ボランチ本田圭佑

もうひとつ、本田圭佑にはベストポジションがあると思います。

実は私は「攻撃的」という言葉がそこまで的を得ていないという印象が本田圭佑への印象です。

・・・というのも日本人プレイヤーはこのような選手が多いかもしれませんが、特に前線の選手であると攻撃的なプレーのリズムが掴めない時は、守備中心に重きを置いてハードワークし、「守れるFW」として機能しようという勤勉さが目立ちます。

これは岡崎慎司浅野拓磨武藤嘉紀だけに限らず本田圭佑にも当てはまると思います。

そういった守備の部分で貢献している姿を見ていると、本田圭佑の適正が「守備的ミッドフィルダー」、「ボランチ」、「センターハーフ」などでも活躍できるのではと思うことがあります。

しかし、それならば岡崎慎司浅野拓磨ボランチができるのでは?ということになりますが、それは違います。

岡崎慎司浅野拓磨と異なる点としては強力なフィジカルを武器とするキープ力を備えているところです。

やはりボランチの場面では「ボールを失わない」ということが大前提ですし、キープ力を本田圭佑は持っています。

一対一の局面、守備面でも屈強なフィジカルを持ち合わせたコンタクトが必須です。

岡崎慎司もかなり「タメ」を作れる選手ではありますが、あくまでもFWとしてです。本田圭佑のような中盤としての攻守のつなぎ目の形だったり広い視野でゲームをコントロールするのとは異なります。

本田圭佑ミドルシュート、ハードワーク、ヘディングの強さ、どれを考えてもボランチができないという理由は見当たりません。

事実、ガゼッタ・デッロ・スポルトACミラン番記者であるマルコ・パソット氏も本田圭佑インサイドハーフボランチで使うべきだとコメントしています。

今回は招集メンバーをほぼ変えなかったハリルホジッチ監督。

個人的にはメンバー変更で「改革」を起こさないならば、ポジション変更で「改革」を起こし、ロシアW杯の切符を掴んでほしいと思います。

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