現在、ロシアW杯アジア最終予選Bグループ4位につける日本代表。一方、今回対戦するオーストラリア代表は首位です。ここでオーストラリア代表を倒さなければW杯出場がかなり厳しくなります。3位ではプレーオフを行わなければならないことを考えると是が非でも2位以内に入りたいところです。グループB最大の敵オーストラリア戦の日本代表スタメンは一体誰なのか!?
キーポイント1,サイドバックが野戦病院化
セリエAインテル所属の長友佑都が練習中に槙野智章との接触し脳震盪を起こしました。これが原因で長友佑都のチームからの離脱が決定。
フランスリーグアン、マルセイユ所属の酒井宏樹もイエローカードの累積で出場不可。サイドバックは手薄な状態になっています。
純粋なサイドバックとなるとブンデスリーガ、ハンブルガーSVで活躍する酒井高徳とオランダ、フィテッセの太田宏介のみ。
酒井高徳は先発として試合に出ることが多いですが、太田宏介に関してはハリルホジッチの信頼を得ているかはわからない状況です。
日本代表として責任と誇りを持ち、
— 槙野智章 (@tonji5) 2016年9月29日
日本の為に闘います。
ピッチで熱く、激しく、チームを鼓舞します‼︎
その前に週末のJリーグに集中し、良い結果を出せるよう頑張ります! pic.twitter.com/zY9ztJlkDg
ここで左サイドバックの先発予想されているのが、浦和レッズの槙野智章です。
たしかに太田宏介よりも高さがありますし、一対一の守備にも定評があります。
屈強な体格を持つ選手が多いオーストラリア代表を考えるとフィジカル的な面で悪くないのかもしれません。
キーポイント2,ワントップは岡崎慎司?浅野拓磨?本田圭佑?
前線も怪我が心配されます。ワントップのレギュラー、プレミアリーグのレスター岡崎慎司がイラク戦で左足首を負傷していることが判明しました。
試合には出場するという感じですが、一体この怪我がどこまで試合に影響するのかわかりません。
万全の体制ではない岡崎慎司のことを考えるとドイツブンデスリーガ2部、シュトゥットガルト所属の浅野拓磨もチャンスはあります。
スタメン出場は微妙ですが、サイドかワントップでの途中出場は十分考えられます。
後半のオーストラリア代表の足が止まった時間帯に浅野拓磨のようなスピードのある選手が必要だと思います。
また一部報道では本田圭佑のワントップの可能性もあると言われています。
個人的にはこのオプションは使わない方が良いと思っています。
その理由としては上のリンクの過去記事で書いたようにサイドバックとのマッチアップだからこそ本田圭佑の「高さ」が生きると私は考えるからです。
オーストラリア代表のセンターバックとまともにやり合うというのはナンセンスでしょう。空中戦を回避し、地上戦で勝負したいところです。
日本代表の特徴であるスピードやアジリティを活用したほうが勝機が見出せると思います。
オーストラリア代表戦予想スタメン
GK
CB
SB
17 長谷部誠(フランクフルト)
16 山口蛍(C大阪)
攻撃的MF
FW
いずれにせよこの試合がワールドカップに向けて大きなターニングポイントになるでしょう。
仮に日本代表が勝ち、サウジアラビア代表とUAE代表が引き分けた場合は日本代表が首位になるチャンスもあります。ぜひ勝って形勢逆転してほしいです!
関連記事