ダニエウ・アウヴェス(ダニ・アウヴェス)の10番として移籍した衝撃
2019年8月上旬に目を疑うような記事を目にしました。
「元バルサ、ダニ・アウヴェスがサンパウロ移籍。背番号は10」という記事。
ん?何それ?違和感しかない。ヤバイ、ヤバイ。
DFのダニエウ・アウヴェスが背番号10?しかもデビューはトップ下で1ゴール。
ひとつの事件です。これはサッカー界においてひとつの事件だったんです。
36歳でも2022年W杯を狙うモチベーションの高さ。
画像引用元:BOLETIM PRÉ-JOGO 09 11 SPFCTV - YouTube
PSGに在籍していた18-19の全日程が終了し、母国で開催されたコパ・アメリカに参戦。優勝と自身のMVP獲得と36歳にしてキャリアでもトップクラスの結果を残しました。
個人的には「あ〜、アウヴェス結果残して引退もあり得るなぁ。
もうやり尽くした感あるんじゃないかなぁ。寂しいなぁ。」とか考えていたが、大きな間違い!
すいませんでした!アウヴェス先輩!なんと2022年カタールW杯出場を目論んでサンパウロに移籍したということです。
マジか〜!?モチベーションが高すぎるよぉ。ダニエウ・アウヴェス先生。
あんたには敵いませんよ。母国のチームということもあるし、コンディション維持やモチベーションの維持がしやすいという点もあり、欧州より母国を選んだんですって。
なるほど!もちろんオファーは山のようにあったでしょう。その中から母国サンパウロを選ぶなんてかっこ良すぎるじゃないですか。
与えられたポジションはトップ下。
画像引用元:SÃO PAULO LEGENDS VEM AÍ | SPFCTV
サンパウロはダニエウ・アウヴェス獲得と共に元スペイン代表のファンフランを獲得しています。
右サイドバックを主戦場としていた世界最高峰が2人も!?
ってことだったはずが、蓋を開けてみればダニエウ・アウヴェスはトップ下としての働きを求められてたってこたで納得。
うんうん、そうだよ、トップ下だよ。って、え〜!?
これがいかにすごいことかわかりますか!?
とてつもなくサッカー能力が超高いってことです!センスの塊ってことです。
サッカーセンスの塊=ダニエウ・アウヴェス。
しかもデビュー戦で決勝点決めて勝利って...もうお手上げですよ。
サイドバック=ゲームメイカー
画像引用元:BASTIDORES: SÃO PAULO 1x0 AVAÍ | SPFCTV
サッカーのトレンド、戦術のトレンド、考え方がそれぞれありますが、ダニエウ・アウヴェスをはじめ同じセレソン左サイドバックのマルセロ等を見ても最近はサイドバックの選手がゲームメイカーとなり試合を支配してる感じがあります。
ブラジル代表は年代別の試合を見ても同じです。
若い世代でもCBに屈強なボール跳ね返すのが強い選手を置き、SBはテクニックに優れボール奪取や配給に長けた選手を置くような傾向があります。
マルセロだってトップ下やボランチの適正も持ち合わせてるでしょう。
要はポジションを超越した「サッカーセンス」という能力を持った選手を配置するのに適するのがサイドバックであると...。
日本代表にはそういうタイプはいませんよね。
まぁセレソンと比較すること自体ナンセンスかもしれませんが。笑笑
ダニエウ・アウヴェスやマルセロを上回る攻撃的なサッカーセンスを持ち合わせるのがセレソンの中盤、アタッカーということでもあるでしょう。
いずれにしろダニエウ・アウヴェスがカタールW杯に出場したら絶叫します!!
頑張れ!おじさん達!
トップ画像、アイキャッチ画像引用元:DANI ESTÁ AQUI | SPFCTV