クロコダイルのサッカー日本代表にもの申す!

サッカー日本代表のことについて情報を発信するブログです。時々脱線記事もあり。

スポンサーリンク

ユベントスセリエA5連覇!新エース、ディバラはテベスを越えられるのか?

ユベントスセリエA5連覇を達成しました。小柄なアルゼンチン人FW、パウロ・ディバラが覚醒しつつあります。 2014-2015シーズンでのパレルモでの活躍(34試出場13ゴール10アシスト)が認められ、昨夏、移籍金3200万ユーロ(約43億5000万円)でパレルモからユベントスに移籍したディバラ。 ユベントスでは、同じアルゼンチン人のカルロス・テベスがエースとして活躍していましたが、2015年に古巣ボカ・ジュニアーズに復帰。 このテベスと入れ替わるように加入したのがディバラです。 否が応でもテベスと比較されてしまう状況下で、ディバラはこれまで、先輩テベスを補ってあまりある活躍を見せています。

 受け継がれるアルゼンチンFWの系譜

f:id:crocodile74:20160426130731p:plain

アルゼンチンという国は、優れたFWを輩出し続けています。

リオネル・メッシをはじめ、前述のテベスセルヒオ・アグエロゴンサロ・イグアインエセキエル・ラベッシなど、世界トップクラスのアタッカーがひしめき、代表ではエースが何人もいる状況です。

そんなアルゼンチンで、若手筆頭と言われるのがディバラでしょう。

アルゼンチン人FW特有の、小柄ながらスピードとテクニックに優れた選手であることはもちろんのこと、ゴールも狙えてチャンスメイクもでき、さらには豊富な運動量も兼ね備える、万能型の選手です。

これだけ何でもできれば、器用貧乏に陥ってしまう選手も多いですが、ディバラは結果を求めゴールをねらう真性のストライカーです。

ユベントスで輝けるか?

ユベントスは、ディバラにとってははじめてのビッグクラブでの挑戦です。

偉大なるテベスの後継ということもあり大きなプレッシャーの中で、先述の通り期待以上の働きをするのはスターの片鱗と言っていいでしょう。 今シーズンのユベントスは、序盤、第6節を終えて15位と、かなり低迷しました。

テベスに加え、アンドレア・ピルロアルトゥーロ・ビダルといった軸になる選手たちの穴が埋めきれなかったことが大きな要因と言えます。 テベスの代役としてやってきたディバラにも批判が集中しました。

ところが、ディバラは自らの活躍でこの批判を吹き飛ばします。マンジュキッチとのコンビが確立するとゴールを量産。 チームもどんどん順位をあげていきました。 ディバラがユベントスで背負う21番は、ジネディーヌ・ジダンや、ピルロといったレジェンドたちがつけていた、重い重い番号です。

f:id:crocodile74:20160426130754p:plain

ユベントスの、ディバラに対する大きな期待がうかがい知れます。 また、ユベントスバルセロナからの巨額オファーを断り、「ディバラは売らない」とコメントしたというエピソードもあります。

このまま結果を出し続ければ、ディバラはユベントスの新たな顔として君臨し続けることになるでしょう。

テベス越え、そして代表のエースへ

テベスユベントスの2013 - 14シーズンで残した結果は、34試合出場19ゴール。偉大な数字です。 まずはこの記録を破り、名実ともにユベントスのエースとして君臨すること。これがディバラに課せられた使命です。

ディバラはまだ22歳と若く、これからの選手です。とはいえ宿敵ブラジルのエース、ネイマールやコロンビアのハメス・ロドリゲスも24歳ですから、ディバラも悠長にかまえている時間はなさそうです。

2015年10月にはアルゼンチン代表デビューを果たしたディバラ。この時代わった選手がテベスだったことは、おもしろい巡り合わせです。

テベスだけでなく、アルゼンチンの大エース、メッシやアグエロイグアインたちも、キャリアのピークは過ぎているかもしれず、そうなると必然的にディバラには多くの期待が集まります。

彼らを押しのけて、アルゼンチンを背負ったディバラが、ネイマールハメス・ロドリゲスと、国をかけて戦う日はそう遠くないのかもしれません。

関連記事

 

crocodile74.hatenablog.com

 

 

crocodile74.hatenablog.com

 

 

crocodile74.hatenablog.com

 

アイキャッチ画像引用元:Il gol di Dybala (64')- Juventus - Lazio - 3-0 - Giornata 34 - Serie A TIM 2015/16