日本代表FW岡崎慎司が所属先のプレミアリーグ、レスターシティで快挙を成し遂げようとしています。プレミアリーグといえば「マンチェスター・ユナイテッド」、「マンチェスター・シティ」、「チェルシー」、「アーセナル」、「リヴァプール」などのビッグクラブが毎年優勝候補に挙がってきますが、今シーズン現在までの首位はレスター・シティ。その中で影の立役者として高評価を得ているのが日本代表、岡崎慎司です。
岡崎慎司、海外の反応
イギリスで由緒正しい新聞社、「ガーディアン」が17日に行われたウエストハム戦での岡崎慎司のプレーについて絶賛しています。
エースで得点源のヴァーディがシミュレーションによりこの日2枚目のイエローカードで退場。
この退場によりラニエリ監督は戦術プランを変更。長身FWのウジョアを投入します。結果的にウジョアはPKを決め結果を残すもガーディアン紙は岡崎慎司はピッチに残すべきだったと伝えています。
パス成功率も低く、個人で打開するドリブルなどもないが戦術にフィットしているという評価をしている理由としては、
1,オフ・ザ・ボールの動きにより「おとり」となっている
2,前線からの体を張った守備が機能している
この2点だと思います。チェルシーで活躍するスペイン代表の10番、セスク・ファブレガスも岡崎慎司の活躍がレスターの躍進のひとつの肝になっているとコメントし、注目を集めています。
エース、ヴァーディが不在でも4-0の快勝!岡崎慎司も及第点
24日に行われたプレミアリーグ第35節スウォンジー戦でもレスターは好調を維持。エースのヴァーディが前節のシュミレーションにより退場を受けているので不在でしたが、FWウジョアと岡崎慎司の2トップは機能します。
得点こそなかったものの前線からのハードワークとポストプレーでスタジアム中の誰もを納得させるプレーした岡崎慎司は73分に交代。拍手喝采の中、ピッチを後にします。
レスターはこの試合で勝ち点3を上積みし、優勝にまた一歩前進しました。
日本代表でポスト岡崎慎司は!?
現在の日本代表の基本フォーメーションは4-2-3-1です。「1」を担う筆頭候補は岡崎慎司で異論はないですが、彼が怪我などで不在の場合にセカンドチョイスされる選手は誰でしょうか!?
個人的にはハリルホジッチ監督の信頼を得ているのは鹿島アントラーズの金崎夢生だと思います。
ケルンの大迫勇也や怪我で戦線離脱しているマインツの武藤嘉紀あたりが食い込んでくるともっと面白くなりますが、現在の序列2番手は金崎夢生という考えはおかしくないはずです。
また、南アフリカW杯時に機能した「本田圭佑ワントップ」という奇策も考えるべきひとつのプランだと私は思います。
いずれにしろ今の日本代表で岡崎慎司以外でワントップで結果を残せる選手が欲しいところです。
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トップ・アイキャッチ画像引用元:【日本代表 ワールドカップ予選】3/25 岡崎慎司インタビュー