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日本代表待望の若手レフティー、堀米勇輝

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名波浩中村俊輔、本田圭祐…日本代表の攻撃をけん引していくレフティーの存在は、近年の日本代表を語る上では欠かせないでしょう。今後の日本代表の躍進を支えることになるかもしれない素質を秘めた、今後のブレイクが期待される若手レフティーを紹介したいと思います。今回は、J1ヴァンフォーレ甲府に在籍する堀米勇輝選手を紹介します。

プラチナ世代”の秘密兵器 

堀米勇輝は、山梨県出身の23歳で、甲府U-18からトップチームに昇格したプロ6年目の左利きMF。宇佐美や柴崎など、「プラチナ世代」と呼ばれた2009年のU-17W杯に主力として出場するなど将来を期待されていました。同世代の宇佐美や柴崎はすでにA代表として活躍するなか、まだまだあまり知られていないであろう“秘密兵器”はどのような選手なのでしょうか。

J2での武者修行

2012年、甲府の期待の星としてトップチーム昇格を果たした堀米勇輝でしたが、スタミナやボディバランスなどフィジカル面での課題が多く、2年間で24試合1得点と、いきなりのブレイクとはいきません。そんな堀米選手は2013シーズンの途中からJ2熊本へ、2014シーズンはJ2愛媛へと期限付き移籍し、あまり注目されることはなく黙々と1年半の武者修行を積みました。課題であったスタミナも、出場機会を多く積んだことでだいぶ克服しました。そして、この1年半の武者修行の間に67試合12ゴール8アシストの成績を残したほか、J2の年間ベストゴールにもノミネートされたスーパーゴールを決めるなど、その才能の片りんを見せつけました。


堀米勇輝プレー集 YUKI HORIGOME 2013-2014 - YouTube

そして2015シーズン、堀米勇輝は満を持して期限付き移籍から甲府に復帰することになり、いよいよJ1のピッチに立つことになりました。

その左足はJ1で輝くことはできるのか?

1stステージもいよいよ終盤、優勝争いも佳境を迎えていますが、堀米勇輝の所属する甲府は監督交代後に復調するも、14位と残留争いの渦中に巻き込まれています(6月4日時点)。そんな苦しい状況下で堀米勇輝は、ベンチ入りはするも出場機会の多くはナビスコ杯というやや苦しい状況です。

しかし、4月のナビスコ杯新潟戦でスタメン起用されると、その左足がJ1レベルであることを見せつけました。開始直後のCKで、いきなりFW盛田へのピンポイントクロスでアシストすると、さらに、前半の直接FKでは、キーパーの逆をつく素晴らしいゴールを決め、カップ戦ではありましたがJ1初スタメンで1G1Aと結果を残しました。この試合は結局2-2の引き分けに終わりましたが、ゴール、アシストだけでなく、テンポの良いドリブルで局面を打開するなど、J1でもそのキック精度、テクニックが通用することを証明してみせました。

その後のリーグ戦で初スタメンを飾るなど、いよいよその左足を見せつけるときがやってきました。みなさんも、もしヴァンフォーレ甲府の試合を見る機会があれば、甲府の“14番”にぜひ注目していただきたいと思います。

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