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今シーズン抜群のキレを見せる、神戸のスピードスター小川慶治朗

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現在22歳。プラチナ世代の一員として2009年のU-17W杯に参加はしたものの、その後日の丸とは遠い存在でしたが、今シーズン神戸の大黒柱へと急成長を遂げている小川慶治朗が日本代表に呼ばれる日はそう遠くはないかもしれません。

神戸のスピードスター

神戸のエースナンバー13を背負う、スピードスター小川慶治朗

身長170cmと上背はないが、小回りの効く細かいステップワークや爆発的な加速力で今シーズン多くのチャンスを生み出しています。

元々、スピードに関してはJリーグでも一級品の小川慶治朗でしたが、今シーズンJリーグで導入されたトラッキングシステムによるとスプリント回数がJリーグでも毎試合トップクラスの数字を叩き出しています。

攻撃だけではなく前線の守備もしっかりやり、持ち前のスピードで相手を追い回しプレッシャーをかけ続けているのがわかります。

得点数だけでは測れない、小川慶治朗の貢献度

神戸ではシャドーストライカーもしくはワントップのポジションでプレーしている小川は今シーズン明らかにゴールへの意識が高まっています。ボールを持てばまず対峙している相手DFと勝負をしかけます。

DFも小川のスピードをわかっているので距離を通常の選手よりも取らざるを得ない場面があるので、周りの石津やマルキーニョスへのチャンスメークにつながり、プレーに幅が出てきました。またパサーである森岡やチョン・ウヨンからパスを受けるための動き出しが非常に早く、常に相手の背後を狙っていて、なおかつ動き直しも何度もしているのでオフサイドラインぎりぎりで抜け出す場面が増えて得点に繋がっています。

現在リーグ戦で4得点とチーム内得点ランキングトップですが、得点以上に周りを使ったチームプレーやオフザボールでの裏への抜け出しがおとりになり、周りの選手が空くなど得点以外のチームへの貢献度も非常に高いのも見逃せません。今シーズンの甲府戦が小川の良さが詰まった、素晴らしい出来でした。先制点の石津のゴールは、右サイドで裏を取った高橋からの折り返しを石津が決めましたが、ニアでDFを引きつけていた小川のオフザボールの動きが効き、石津がフリーになりゴールが生まれました。

また石津の2得点目は小川のドリブル突破のこぼれ球を石津が拾い、得点につながりました。そして小川自身が決めたゴールはペドロ・ジュニオールが相手DFを突破しそのこぼれ球をPAエリア内で拾い、落ち着いてゴール隅へ流し込みました。

このゴールはペドロが相手を突破するとみるや、猛然とダッシュをしてペドロのサポートへ走った小川の走力がなければ決して生まれなかったゴールです。ただこの試合、決定機を2,3回外していてそれも決めていればと本人も反省していました。

神戸で結果を残して日本代表へ

ヴィッセル神戸は現在16試合を消化し、4勝6分6敗で13位と、優勝争いに絡むことができず、1stステージも残すところあと1節。

小川に必要なのは決定力、あとはもう少しエゴイストになってゴールに貪欲になっても良いのかなと感じます。

神戸で結果を残せば必ず日本代表に選ばれる素質は持っています。ハリルジャパンの目指す縦に速いサッカーにも、人間機関車と某解説者にいわしめた小川が適応できない分けがありません。

1stステージのラストを迎えているJリーグですが、得点という結果を残して代表へ召集されるのが非常に楽しみです!

ヴィッセル神戸小川慶治朗プレー集 2013 - YouTube

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画像版権:ヴィッセル神戸公式チャンネル YouTubeより