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日本代表待望の若手レフティー、野津田岳人(サンフレッチェ広島)

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シリーズ化していますが、名波浩中村俊輔、本田圭祐・・・日本代表の攻撃をけん引していくレフティーの存在を特集します。近年の日本代表を語る上でレフティは欠かせないでしょう。未来の日本代表の躍進を支えることになるかもしれない素質を秘めた、今後のブレイクが期待される若手レフティーを紹介したいと思います。今回は、J1サンフレッチェ広島に在籍する野津田岳人選手を紹介します。

リオ世代の弾丸シューター

サンフレッチェ広島に所属する、地元広島県出身の21歳。18歳で広島U-18から昇格し、ユース時代から年代別代表の常連として注目を集めていた左利きの攻撃的MF。その美しいフォームから放たれる強烈な左足のシュートが武器の21歳は、広島のみならずリオ五輪の主力候補としても大きな期待がかかっています。そんな野津田岳人に迫りたいと思います。

厳しいスタメン争い

広島サポーターの大きな期待を背負い、ユースからの昇格を果たした野津田岳人は、プロ1年目(2012シーズンにすでにJ1デビューしているが2種登録のためプロ年数に数えない)の2013年シーズンは、5月の甲府戦でプロ初ゴールを決めるなど、20試合4得点とまずまずのデビューイヤーとなりました。

しかし、野津田岳人と同じ3-6-1の2シャドーのポジションには、石原、高萩、森崎浩、などといった代表クラスの選手が揃っており、このシーズンは1度もスタメン出場を飾ることはできませんでした。

J1の優勝争いをするチームでスタメンを奪うことは野津田岳人の才能をもってしても、そうそう簡単なことではありませんでした。しかし、2014シーズンは開幕戦でスタメンフル出場を飾るなど、開幕から3試合連続でスタメン起用され、大きな躍進が期待されました。しかし、この3試合でノーゴールノーアシストと結果を残すことはできず、スタメンに定着することはできませんでした。

好不調のムラが激しく、結局、2014シーズンもスタメン出場は7試合にとどまり、シーズン全体でも18試合2ゴールと不完全燃焼に終わりました。チームも3連覇を逃し、悔しいシーズンとなりました。

勝負の2015シーズン

不動のスタメンであった石原直樹高萩洋次郎が移籍した2015シーズンは、野津田岳人にとってはスタメン定着の大きなチャンスとなるシーズンです。このチャンスを活かすべく、第9節の仙台戦では、積極的なプレーを見せ、利き足ではない右足で素晴らしいミドルシュートを決めるなどスタメン定着に向け猛アピールを続けています。

ナビスコ杯でも、果敢にドリブルを仕掛け、多少距離があってもシュートを狙うなど、かなり積極的なプレーが目立つようになりました。その左足が素晴らしい素質を秘めていることは一目瞭然なので、このように積極的なプレーをコンスタントに続けていければ、自然とゴールも増え、出番も増えていくと思います。

広島で出場機会を掴んでいけば、自然とハリルホジッチ監督の目にも留まるでしょう。皆さんも是非、そのときが来ると思って、野津田選手に注目してほしいと思います。


Gakuto Notsuda | 野津田岳人 | All Assists & Goals in ...

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画像版権:JFATV 【U-22日本代表vsコスタリカ】野津田岳人 試合後インタビューより