サンフレッチェ広島、優勝おめでとうございます!年間王者がチャンピオンシップを制したことで2位、3位の下剋上はなりませんでした。サンフレッチェ広島は総合的に実力を発揮し、文句無しの優勝だと思います。しかし個人的に考えてしまうのはガンバ大阪と浦和レッズ、年間順位2位と3位のチームについてです。今シーズン11年ぶりに復活したチャンピオンシップの結果を踏まえて掘り下げていきます。
年間順位とチャンピオンシップ
年間順位とチャンピオンシップについて物申すところがあります。
サンフレッチェ広島に関しては文句無しですが、年間順位を見てみると2位が浦和レッズ、3位がガンバ大阪です。
もちろんCSを行うことはシーズンが始まる前からわかっていましたし、観客動員を確保しなければならないことが理由なのもわかります。
しかし今シーズンの年間順位2位と3位はあまりにも「勝ち点」に差があるということが本当にかわいそうだと思います。
・浦和レッズ・・・勝ち点72
・ガンバ大阪・・・勝ち点63
浦和とG大阪の勝ち点の差は何と「9」!!!!
なのに最終結果としてはたった一度の一発勝負で順位が変わってしまうことが腑に落ちないです。
もっと勝ち点を優遇しても良いはず
2位のアドバンテージとしてはCSを「ホーム」で試合ができるということのみです。勝ち点差1でも勝ち点差20離れていてもそれしかアドバンテージがないのは納得できない部分です。
勝ち点差「9」となると3ゲームも多く浦和レッズが勝っている計算となります。
例えば2位のチームのアドバンテージとしてホームゲームで試合ができるということ以外に年間の勝ち点の差によりもう少しアドバンテージを増やすなど・・・。
例えば1発勝負にするのではなく、野球の日本シリーズのように「先に3勝」した方が次のラウンドに進めるとして2位のチームは1勝のアドバンテージがあるなどの方法を取り入れても良いのではないでしょうか?
サンフレッチェ広島が王者である理由
今シーズン、2年ぶりに王者に返り咲いたサンフレッチェ広島の強さの秘訣は圧倒的な「優等生」チームということではないでしょうか?
サッカーの戦術や個人のテクニックなどは置いておいて、チームのカラーやイメージ、仲の良さが非常に良いように感じます。
逆に言うと浦和レッズ、G大阪が今シーズン優勝できなかった理由はクリーンな部分が払拭できなかったこともあるんじゃないかと個人的に思います。
浦和レッズは毎年サンフレッチェ広島から選手を引き抜き、「サンフレッズ」と呼ばれるくらいダークな部分を持ち合わせますし、サポーターの「人種差別事件」も再発してしまいました。
G大阪に関してもDFの岩下敬輔のラフプレーが取り沙汰されたり、CS決勝第一戦のオ・ジェソクによる暴力行為など少しイメージがよくない部分もあります。
プレーや戦術以外の部分でも完敗としか言いようがありません。
森保一監督、前キャプテンの佐藤寿人、現キャプテンの青山敏弘などのコメントも安定して真面目なイメージです。
これからクラブワールドカップや天皇杯が待っています。サンフレッチェ広島にはいつまでもしっかりとした人間性を感じる「クリーン」なイメージを持ち続けたいものです。
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※トップ・アイキャッチ画像引用元:jleaguechannel 【明治安田CS 決勝 第2戦 広島vsG大阪】シャーレが授与、そして歓喜の瞬間!