11月に行われるロシアW杯アジア最終予選にドイツ、ブンデスリーガ、ケルン所属の大迫勇也の下へ日本代表招集レターが届いたという報道がありました。オーストラリア戦では本職ではない本田圭佑がワントップに入るなど現在FWの層の薄さが懸念されている日本代表。W杯アジア最終予選では度々「救世主」となる選手が出てきています。大迫勇也がそんな存在になれるか!?再び「半端ない」大迫勇也を見ることはできるのか!?
イラク代表戦、オーストラリア代表戦は招集できず
※アイキャッチ画像・この画像は【日本代表合宿】6/6 大迫勇也インタビュー JFATVより
11月11日親善試合オマーン代表戦、11月15日ロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦に向けて、ケルン所属のFW大迫勇也に日本代表の招集レターを送る方向で調整に入っていることがわかりました。
レギュラーと目されていたの海外組が所属クラブで出場が減る中、大迫勇也は所属するケルンで6試合連続先発中と絶好調。
ブンデスリーガ2位の立役者となっており、日本代表招集が実現すれば2015年6月16日のシンガポール戦以来となります。
イラク代表戦、オーストラリア代表戦で招集したかったところですが、招集レターを送った後に大迫勇也の調子が上がり始めたので断念したということです。
まだ招集は確定ではないようですが、得点力不足、決定力不足の日本代表にとっては起爆剤になる可能性を秘めた期待できる選手です。
大迫勇也の半端さは「ターン」と「シュート」にある
一体、何を持って大迫勇也の「半端なさ」を語れるのか?
それは日本人離れした「ボディバランス」にあります。相手DFとボールの間にうまく体を入れ、ボールをキープします。
そして相手DFの体をうまく「芯」のように使ってクルッとターンで反転し、突破するのが絶妙にうまいのです。
そしてもうひとつの魅力は「パンチ力」のあるシュートです。
鹿島アントラーズ時代にも遠目の距離からミドル、ロングシュートを決めてきた経緯があります。
ブンデスリーガ、シャルケ戦でもペナルティエリア外から強烈なシュートを決め、そのポテンシャルの高さが示されています。
「大迫半端ないって」とはいったい何なのか?
「大迫半端ないって」っていったい何なのか・・・知らない人のために少し昔話をしたいと思います。
それは第87回全国高等学校サッカー選手権大会ベスト8で対戦し、鹿児島城西VS滝川第二の試合終了後のロッカールームで起こりました。
鹿児島城西FW大迫勇也の2点など合計6点を入れられ負けた滝川第二高校のキャプテン中西隆裕が試合後のロッカールームで「大迫半端ないって~」と発言した映像がテレビで放送されたことからその発言が有名になりました。
現在は日本テレビの公式動画ではその奇跡的な動画をみることは出来ませんが、勝手に一般人がYouTubeなどにアップしています。
「大迫 半端ない」でYouTubeで検索してください。
また上にリンクさせましたが、「大迫半端ないって Tシャツ」というのがありまして、これも話題になりました。
その動画とコメントをプリントしたTシャツを発売したところ、大迫勇也が日本代表メンバーとして試合に出た2013年11月16日のオランダ戦の後から注文が殺到する事態となりました。
このように大迫勇也、自身でも予期しないピッチ外での出来事もありますが、ゴールという目に見える「半端ない」結果を出して欲しいです。
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