U-23日本代表 スタメン発表!MF遠藤、原川、中島、豊川、南野、FW久保 この模様はテレビ東京系6局ネットにて生中継 https://t.co/ioQuAoVYkF #jfa #daihyo #Rio2016 pic.twitter.com/7Z9pFAGiUB
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2016年3月25日
アジア最終予選の激闘を経て、見事リオ五輪への切符をつかんだU-23日本代表。トゥーロン国際大会は1勝3敗と苦渋を舐めましたが、今年の夏、サッカーファンの心をぐっと掴むのは彼らだと信じたいです。 リオ五輪に挑むU-23日本代表といえば、「おとなしすぎる」「ほんとに大丈夫か」という不安の声にさらされ続けてきましたが、最終予選での見事な戦いぶりにより、一気に世間の評価を高めました。そんなU-23日本代表の欧州での価値を検証します。
激しいメンバー争いが繰り広げられています。オリンピックの本戦ともなると、オーバーエイジ枠も入ってくる可能性がありますし、選手にとってはさらに厳しい選考になるわけです。
代表候補には能力の高い選手がずらりとならぶわけですが、Jリーグの所属チームでレギュラーに定着しきれていない選手もいれば、すでに欧州の舞台で結果を出している選手もいます。
選手からすると、オリンピックは世界に自分の能力をアピールする格好の舞台。 過去にも多くの選手がオリンピック後に欧州移籍を果たしています。
先のロンドン五輪でも、OA枠でメンバー入りし活躍したDFの吉田麻也が、五輪後にプレミアリーグ・サウサンプトンに移籍を果たしています。
すでに欧州で活躍している二人のアタッカー
代表候補たちが虎視眈々と欧州移籍を狙う中、すでにその舞台で活躍している選手が、この世代には2人います。
それぞれスイスとオーストリアという、中堅リーグの強豪クラブに所属する彼らは、レギュラーの座を掴み、コンスタントに結果を出し続けています。
久保は現在3シーズン目、南野は1.5シーズン目(2015年初めから加入)を迎えていますが、ここにきてチームメートやファンの信頼も得てきています。
どちらもUEFAの大きな大会に出場できるようなチームであるため、このまま結果を出し続ければ注目度も上がり、よりレベルの高いリーグやビッグクラブへの移籍も視野に入ってくるでしょう。
彼らがヨーロッパで活躍できているという事実は、他の代表候補たちの励みにもなっているはず。そして、各クラブのスカウトたちも、U-23日本代表の選手たちに目を向けているはずです。
欧州を狙える選手は?
ウォーミングアップをする遠藤 航。本日3/20、湘南ベルマーレ戦は16時4分キックオフ! https://t.co/9F9mBDqVJD ■サイトメンバーズ https://t.co/5tDgpYHbUR #urawareds pic.twitter.com/DdTKFrHalO
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2016年3月20日
では、彼らの次に欧州へ羽ばたく選手はだれなのでしょうか? 最右翼は、Jリーグの所属クラブでレギュラーに定着し、かつA代表にも呼ばれた経験のある選手。
このチームの絶対的な柱、キャプテンの遠藤航(浦和レッズ)でしょう。 ボランチ、センターバック、サイドバックを高いレベルでこなせる守備の万能型・遠藤は、どのチームに入ってもポジションを見つけやすい選手であることは間違いなさそうです。
五輪代表、A代表、前所属の湘南、現所属の浦和とすべて違うポジションで起用されていることからも、それが証明されています。 こういう選手はどの監督も欲しがりますから、欧州の舞台で彼を見られる日はそう遠くないかもしれません。
違いの出せる選手は攻撃的な選手が多い
その他注目する選手となると、ひと味違った武器を備える選手でしょうか。
スピードの浅野拓磨、パスさばきに定評のある大島僚太、それから長友を彷彿させるサイドバックの室屋成といった面々は、五輪での活躍次第では、ブレイクの可能性を秘めている気がします。
さらに怪我で離脱中のFC東京、中島翔哉の代わりにエースナンバー10を背負っているのが矢島慎也です。
所属先のファジアーノ岡山でも10番を背負う彼の攻撃センスは抜群で本大会のメンバー入りはほぼ確実視されています。リオ五輪で活躍すれば欧州のスカウトの目に留まるかもしれません。
逆に、岩波拓也、植田直通といったセンターバックは、高い能力を持っているにも関わらず欧州への 道はやや困難かもしれません。 というのも、一定の評価を得ているサイドバックや中盤にくらべ、日本のセンターバックは海外で苦戦しています。
フィジカル的な要因もそうですし、コミュニケーションが不可欠のポジションということもあり、言葉の壁もあるでしょう。
このハンディを跳ね返して、ぜひ彼らには欧州の舞台へ羽ばたいて欲しいものです! 今あげた選手以外にも、スター候補はたくさんいます。 どんな選手が欧州の舞台へ名乗りをあげるのか、そういう視点でもリオ五輪は楽しめそうですね。
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文中画像・アイキャッチ画像引用元:U-23日本代表 矢島慎也よりファン・サポーターの皆様へ