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浦和レッズ無敗記録途絶える・・・。サンフレッチェ広島の成熟度


【ハイライト】浦和レッズ×サンフレッチェ広島「J1リーグ 2nd 第3節」 - YouTube

Jリーグ2ndステージ第3節。因縁深まる浦和レッズVSサンフレッチェ広島。毎年のようにサンフレッチェ広島から浦和レッズに移籍する選手が多いことから「サンフレッズ」などと揶揄されることもしばしば・・・。そのサンフレッチェ広島が勝利した今節ですが、どのようなことが勝因だったのでしょうか?

今年も同じか!?リーグ終盤に失速する浦和

サンフレッチェ広島に触れる前に浦和レッズのリーグ戦の傾向を考えて見たいと思います。

Jリーグファンならご存知の通りリーグの「後半戦」に入ると失速する浦和レッズ

2007年、ACLを制覇。しかしリーグ戦では勝てば優勝という試合で降格が決定している最下位、横浜FCにまさかの敗北。鹿島アントラーズに逆転優勝をされたこと。

昨シーズンはG大阪にリーグ終盤の直接対決で敗北。最終節にはサガン鳥栖アディッショナルタイムに同点とされ、G大阪に逆転優勝されたことなどが記憶に新しいでしょう。

そういう意味では2ステージ制になって前半戦で一区切りつけることは浦和レッズにとっては良いのかもしれません。

チャンピオンシップもあるのでどうなるかはわかりませんが、まだまだJリーグは混戦になること必至です。

若手育成を主としているサンフレッチェ広島

続いてサンフレッチェ広島のことについてですが、浦和レッズに毎年戦力を奪取されているのにも関わらず、ここ数年は強豪としてJリーグでも優勝候補に挙げられるほどのチームになっています。

チーム力の根源となっているのが「育成クラブ」としてのチーム方針があります。

ユースチームはJリーグの下部組織としては初の「全寮制」で、このユースから数々の名選手が誕生しているのです。

日本代表、五輪代表にも名を連ねた選手で言えば、駒野友一や森崎ツインズ、高萩洋次郎柏木陽介槙野智章などの選手を輩出しています。

ユース出身者ももちろんですが、トップチームの選手もチームの方針には理解を示しており、絶対的エースの佐藤寿人青山敏弘も「若手を育てるため」ということをよく理解し、サッカー選手としては悔しいかもしれませんが、快く交代を受け入れる場面が見受けられます。

野津田岳人浅野拓磨などの若い世代が結果を残し始めているのはチームの方針を共有できている点は大きいと思います。

浦和レッズ関根貴大が生え抜きとして育っていますが、原口元気山田直輝高橋峻希などの浦和レッズユース出身者は軒並み移籍しています。

浅野拓磨のスピードはわかっているはずだが・・・

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この試合、驚異的なスピードで浦和レッズDF陣を翻弄した浅野拓磨のゴールは素晴らしかったです。

槙野智章カバーリングをすればどうにかなったかもしれませんが、3バックがゆえにDFラインを深く取る形にはならない浦和レッズの弱みを突いた良いゴールでした。

現在、Jリーグナンバーワンと評されるスピードを持っている浅野拓磨対策は今後対戦する他のチームはしていかなければならないでしょう。

ハリルホジッチ監督もチェックしていた試合ですから、浅野拓磨はフル代表への招集の可能性が高まったかもしれません。

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