去年のJ1リーグで優勝候補とも目されたセレッソ大阪でしたが、結果は惨敗。今季はJ2に舞台を替え一年でのJ1昇格に向け戦っています。もちろんJ2でも昇格候補として予想されていますが、現在はなんと8位という順位で昇格なんて夢のまた夢という感じになっています。そんなセレッソ大阪の現状を分析したいと思います。
育成に定評があるが・・・ 。
セレッソ大阪と言えば良い若手が育つ・・・そんなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?特にFWやセカンドトップ、シャドーのポジションに入る選手の攻撃的な選手を代表クラスまで押し上げるのはセレッソ大阪のストロングポイントです。
しかし近年は日本代表クラスまでのし上がった選手が軒並み移籍。香川真司、清武弘嗣、乾貴士、南野拓実などの若く優秀と呼ばれる選手がいなくなっています。
以前のように日本人選手で好調な選手が不在であることが不調の原因のひとつであることは間違いありません。
外国人選手の貢献度
若い日本人選手がいないとなると頼みの綱は助っ人外国人です。
セレッソ大阪を語る上で外せないのがディエゴ・フォルランの存在でしょう。彼は6月初旬の時点でJ2得点王です。
やはり格が違うという感じはしますが、試合によっては全く影を潜め、存在感が無くなる試合もあります。好不調の波が激しいという見方も出来ます。
外国人プレイヤーは自己主張が激しく、時にはエゴイスト丸出しで日本サッカー、はたまた日本文化に馴染めないこともあります。
元ドイツ代表カカウも在籍していますが、ここまでのビッグネームが2人もいるとバッティングしあって長所を消し合っているようにも感じました。
そしてフォルランの退団がほぼ決定となりました。これが吉と出るか凶と出るかセレッソ大阪の今後に注目です。
J2唯一の日本代表「山口蛍」
ポジティブな要素があるとすれば山口蛍が残留し、チームの核となっていることです。
激しいプレッシャー、ボール奪取力には以前から定評はありましたが、ビルドアップ時のボール裁きも流石日本代表です。
簡単にボールロスすることは無く、確実にサイドチェンジや楔のパスを出せる存在です。
運動量が多いタイプの選手と少ないタイプの選手がセレッソ大阪には存在するのでそのあたりの連動性がうまく取れていないように感じます。
浮上のきっかけがあるとすればフォルランやカカウ以外でブレイクする選手が出てくることと山口蛍を中心にチームを作ることをだと私は思います。
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