日本代表を強くするための番組。「フット×ブレイン」・・・の本
テレビ東京系列で放送されている番組、「フット×ブレイン」。まさに「日本代表を強くする」だったり「今後のサッカー日本代表のあり方」を司会の勝村政信さんを中心に議論形式でお送りする番組です。非常に「サッカー玄人向け」の番組で、面白いです。そんな「フット×ブレイン」ですが、書籍がいくつか出ていまして第２弾として発売された「フット×ブレインの思考法、日本のサッカーが世界一になるための２６の『提言』」について言及したいと思います。
ブラジルＷ杯前に書かれていた本
久しぶりに読み返してみましたが、この本は「ブラジルＷ杯前」に出版されたものですのでブラジルＷ杯を戦う上でのポイントというものが掲載されていました。
セルジオ越後氏とブラジルＷ杯について考えるというテーマでしたが、セルジオ越後氏は以下のように語っています。だいたいのポイントをまとめてみました。
ということでした。確かに今思うとコートジボワール戦が全てだった気がします。やはりＷ杯は初戦が大事ですよね。ロシアＷ杯にこの経験は活かさなければなりません。
「食」で勝てるチームはできるのか
「フット×ブレイン」ではサッカーの戦術やテクニックだけではなく非常にコアな部分についても言及しています。そのひとつに「食」についてをテーマにした回がありまして、ゲストに名古屋グランパスの管理栄養士の河村美樹氏を招いての話となりました。この回の主な話をまとめます。
- 「食」の重要性について意識を植え付けたヴェンゲル元監督
- 若手への「食」に関する指導法
- 試合前は洋菓子より和菓子を勧める理由
などについてでした。私自身学生時代に「食」への指導はかなり受けた方であると思っていますが、コンディショニングを整えるにはまず「食事」が大事だと思います。サッカーはコンタクトスポーツがあるが故に体重を減らしすぎるのは良くないし、かと言って体重を増やすために食べ過ぎて体脂肪率が上がってしまうと走れなくなくるし・・・。痩せ型の私はいかに体重を増やして体脂肪を落とすかというところが大変でした。
河村美樹氏の「どのように食事を摂れば試合に勝てるかがテーマ」という言葉通り日常生活からの意識が日本サッカー界には大切だと感じる回でした。
スタジアムがサッカーを変える
これもまた面白い観点からサッカーを観ていて面白いですが、「スタジアム」のことに関しての回でした。日本のスタジアムはまだまだ「陸上競技場」が多く、サッカー専用スタジアムというのは今後増やしていく必要があるものだと私は考えます。
サッカースタジアムを「劇場」というエンターテイメントの要素を高めたものにしていければ、もっと観客は増え、サッカー競技人口も多くなり、日本サッカーに貢献すると思います。ヨーロッパのスタジアムや野球のアメリカ大リーグのスタジアムはまるで「遊園地」さながらのところもあります。
国立競技場が新しくなるというニュースもありますが、以前のスタジアムよりさらに良いものを作ってほしいです。
・・・というようにコアな「テーマ」の一部を紹介し、個人的見解を述べましたが、今後日本サッカーが強くなるためにこの番組まだまだ続いていってほしいと思います！
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引用画像：フット×ブレインの思考法 日本のサッカーが世界一になるための26の提言Ａｍａｚｏｎより
