クロコダイルのサッカー日本代表にもの申す!

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2018年ロシアW杯予選突破に向けたベストシナリオ!

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ベスト8に終わった失意のアジアカップ。アギーレ監督解任。ハリルホジッチ監督就任-。2015年が始まってから何かと話題の多かった我らが日本代表ですが、いよいよロシアW杯に向けた戦いが始まります。アジア2次予選の組み合わせ抽選会が4月14日に開催され、グループEに振り分けられた日本の対戦相手はシリア、アフガニスタンシンガポールカンボジアに決まりました。2次予選の組み合わせが決まった今、日本代表がロシアW杯出場を決めるまでのベストシナリオを考察してみましょう。

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2次予選は圧倒的な力の差で5節までに1位通過を決めるべし!

2次予選に関して、日本代表は比較的イージーな組み分けとなりました。FIFAランクで見ても日本が50位なのに対して、各対戦国の5月11日現在のランキングと、過去の対戦成績は下記の表の通りです。

※同組国のFIFAランクと対戦成績

対戦国 対戦成績

5チームで行われるホーム&アウェー方式のリーグ戦で1位を確定させるためには最低でも勝ち点15がボーダーになってきます。初戦から5連勝し、早々に3次予選突破を決めたいところです。

2次予選終了〜3次予選開始までの過ごし方

2次予選の最終節が2016年3月29日、3次予選の初戦が2016年9月1日。約半年の時間がありますが、この間にどんなビッグイベントがあるかというと、史上初ブラジルで開催されるリオデジャネイロオリンピックです。

「オリンピック経由2年後のW杯出場」というのはサッカー選手が目指すべきキャリアパスであり、例えばセレッソ大阪山口螢選手はロンドンオリンピックで高いパフォーマンスを見せたことで、ザッケローニ監督から高い評価を得て、ブラジルW杯では初戦のコートジボワール戦と第2戦のギリシャ戦にスターティングメンバーとして出場しました。オリンピックの舞台は選手としてはタイトルを目指すのはもちろんですが、ハリルホジッチ監督にアピールする場でもあります。

またハリルホジッチ監督にとってはそれまでに築いたチームにもうひとアクセントを加えることのできるラストピースを決める重要な場となり得ます。いちファンとしてオリンピック日本代表を応援するのはもちろんですが、オリンピックが終わった時にハリルホジッチが誰をフル代表に召集するのかを予想しながら観戦すると、より一層大会を楽しめるかもしれません。

3次予選で必要な勝ち点とその積み上げ方

日本代表は2006年ドイツW杯から2014年ブラジルW杯まで3大会連続で、世界最速本大会出場確定を達成してきました。この事実だけを見るとアジア予選を容易に突破してきたように見えますが、実際はそうではありません。2014年ブラジルW杯の最終予選でも第6戦で格下ヨルダンに1-2で敗れ、W杯出場権獲得に足踏みをするということがありました。アジアサッカーの格差は近年ますます狭まっています。その中でもW杯本大会出場へ6チーム中2位以内を確定させるためには、最低でも勝ち点15~18を積み上げる必要があります。最初の5試合は約2ヶ月の間にまとめて開催されるため、チームが一気に成熟するこの期間で勝ち点を積み上げることが、最終予選突破をぐっと近づけることになります。

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いかがでしょうか。1998年のフランスW杯以降、日本代表はすっかりW杯の常連になっていますが、苦戦しながらもなんとか出場権を勝ち取っているというのが事実です。アジア枠としてFIFAに加盟している国は全部で46ありますが、そこから4ヵ国にしか出場権は与えられませんから、いくら地区予選と言えど、簡単に出場権を得られる訳ではありません。急速にボトムアップが進んでいるアジアサッカーですが、その中でも我らが日本代表が圧倒的な力で予選突破を決め、ブラジルW杯での悔しさをロシアW杯で晴らしてくれることを楽しみにしたいですね。

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