クロコダイルのサッカー日本代表にもの申す!

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「ポスト遠藤保仁」、「ポスト中村憲剛」は大島僚太か!?

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31日、日本代表とU22日本代表(リオデジャネイロ五輪日本代表候補)がそれぞれ試合がありまさにサッカー三昧です!ロシアW杯に向け世代交代が取り沙汰される中、私は今後の日本代表、フル代表の中盤のキーマンとなっていく選手に大島僚太を推します。彼はまだフル代表の経験はないですが、所属クラブである川崎フロンターレでも主力として活躍し、「中村憲剛2世」として注目を集めています。

 「潰し屋」と「配球役」

ここ数年の日本代表の中盤では「潰し屋」的な選手と「配球役」的な選手の2種類のプレースタイルを融合させたダブルボランチを据えてきました。

「潰し屋」的な選手となるとヘルタ・ベルリン細貝萌C大阪山口螢が思い当たります。アプローチの速さやボール奪取力に関してはハリルホジッチJAPANでも意向に沿えるメンバーでしょう。

そして問題は「配球役」の方です。「レジスタ」、「司令塔」などの役割をしていた遠藤保仁がいなくなったことです。歴代150試合を超える日本代表の試合に出場した実績はまさにレジェンド。ハリルホジッチはロシアW杯に向け、世代交代を考えつつ、今回のメンバーのリストから外しました。

川崎フロンターレ中村憲剛も中盤の底でタクトを振ることができるタイプですが、彼もベテランの域に入り招集は見送られています。あと考えられるのはC大阪扇原貴宏などですが今後の活躍次第で選出の可能性はあると思います。

フランクフルトの長谷部誠サンフレッチェ広島青山敏弘などはどちらのタイプも兼ね備えていると考えられ、そのポリバレントさから重宝されています。

大島僚太は「攻撃のスイッチ」を入れられる

そうなると若い選手で有望な中盤の選手を探すべきでしょう。今までは「配球役」としてレギュラーを張っていた遠藤保仁から攻撃が始まっていました。

DFラインでセーフティファーストな繋ぎをし、遠藤保仁がタイミングを見てここぞという時に「効果的な縦パス」、「スルーパス」を出すというパターン。

川崎フロンターレではこの役割を中村憲剛が担っており、2世として大島僚太が後継者と言われています。スルーパスのセンスは抜群で人を活かすプレーに非常に長けています。もちろんU22日本代表でもこの役割は健在で信頼を得ています。

さらには彼の持ち味は「ドリブル」にもあります。高校サッカーの強豪校である静岡学園出身でテクニックに関しては申し分ありません。前回のベトナム戦でも中盤の底から突然スピードアップし、鈴木武蔵へ惜しいスルーパスを出しています。小回りの利くドリブル、得点に繋がる決定的なパスは流石です。

このような理由から大島僚太をオススメします!!ハリルホジッチ監督いかがですか!?


大島僚太 ゴール&アシスト集 Ryota Oshima 川崎フロンターレ - YouTube

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