3月13日にハリルホジッチ監督の日本代表監督就任会見が行われました。この会見でハリルホジッチ監督の考えが少しずつわかってきました。ロシアW杯予選が3か月後に迫っているのでこの短い期間でどう結果を残すか注目です!
高い要求を求められる
就任会見でまず気になったのは「要求は高い」と発言したことです。余程の負けず嫌いだと自身でも言っていましたが、親善試合でも必ず勝つというその負けん気は大事だと思います。過程やプロセスを大事にする日本人的な感覚プラス結果主義でいることは日本代表に新たなパワーをもたらしてくれるでしょう!
2タッチ、3タッチでのプレー
少ないタッチ数で攻撃をしていくということを発言していましたが、日本人は小回りも利きますし、足元も比較的安定しているのでこの方針はもちろんありでしょう。しかしボールポゼッションを高めての戦い方だと「個の力」が相手が上だった場合はボコボコにされる可能性は否めません。ブラジル代表にやられた試合などは良い例でしょう。相手によって戦い方を変える事が出来る監督ですのでこのあたりはうまくやると思います。
気になるフォーメーション
ブラジルワールドカップでアルジェリア代表を率いた時には、グループリーグの全試合でフォーメーションを変えるなどその時その時によって戦い方を変えていくタイプの指揮官でした。適応能力の高さが非常に大事ですからポリバレントな選手が好まれるかもしれません。複数のポジションができる選手の重要性が増します。
例えばサイドバックなら右も左も出来る選手。長友佑都や酒井高徳でしょうか。長谷部誠もサイドバックやボランチ、アンカーなどの複数のポジションができます。
誰が選ばれて誰が外れるか
ここ数年日本代表のレギュラーとして活躍していた選手でフィットしない可能性がある選手を個人的に挙げさせてもらうなら香川真司が気になります。ドルトムントではトップ下としてプレーしていますが、他のポジションで考えられるのはシャドーストライカーとしてのポジションでいわゆるセカンドトップの位置でしょうか。スリーシャドーの左として非常に良い連携を見せていたこともありますが、長友佑都、本田圭祐とのトライアングルが形成できるならばありだと思います。メンバーの相性によって良し悪しがある気がします。
現時点で結果を出せていない選手は特別呼ぶ必要もないかなと私は考えます。リーグや順位は下でもブンデスリーガの2部でコンスタントに活躍している山田大記やJリーグで得点を量産する宇佐美貴史が呼ばれてもおかしくないでしょう!
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