日本代表における「アンカー」は誰が適任か!?細貝萌、森重真人?
こんにちは!クロコダイルです!今回は日本代表のポジションについて適任な選手を私なりに考えてみたいと思います。今回は「アンカー」というポジションです!「アンカー」とはそもそも何なのか?この言葉自体の意味は船で使う「碇(いかり)」のことです。つまり中盤の底で守備を安定させるという意味があるらしいです。
アギーレの評価は細貝萌がトップか!?もしくはセンターバックもこなせる森重真人
現在アギーレジャパンの基本フォーメーションは4-3-3となっています。このフォーメーションの場合、中盤は3枚となり、「アンカー」という守備的なMFが存在します。今までの日本代表は基本的にはダブルボランチという形で守備的なMFが二人いました。特にザッケローニジャパンの時には長谷部誠と遠藤保仁の経験ある二人がチームの主軸となっていました。2010年南アフリカワールドカップでは大会直前に岡田監督がフォーメーションを変更。日本代表には馴染みの少なかった「アンカー」というポジションを採用し、阿部勇樹がうまくはまったという歴史があります。現在のアギーレ体制になってからの「アンカー」のレギュラー候補はヘルタ・ベルリン所属の細貝萌とFC東京所属の森重真人でしょう。ともにフィジカルが強く、相手の核となる攻撃的MFに仕事をさせないまさに「潰し屋」として機能することを期待します。
運動量とハードマークが特徴の細貝萌に対し、高さとつなぎのうまさを特徴とする森重真人。ロシアワールドカップでは一体誰が「アンカー」として出場するのでしょうか!?
DFラインでパスを繋ぐときはCBの間に入り「アンカー」も最終ラインに入る
ただ守備をするだけが「アンカー」の仕事ではありません。ディフェンスラインでビルドアップをする際に非常に大切な役割を求められます。4-3-3というフォーメーションですからディフェンスはCB2人、SB2人になります。CBの間に「アンカー」が入ってパスを繋ぐ、いわゆるビルドアップをすることが最近のサッカーのトレンドにもなっています。「アンカー」が最終ラインの真ん中に入ることにより、一瞬3バックのような体形になります。そうなるとCBはやや外気味のポジションを取ることになり、SBはさらにワイドで高めのポジションを取れて相手陣内へ攻め込みやすくなり、先手を打てるということになります。但しこの戦法はこの能力が高い相手だったり、ボール奪取に長けているチームですと、カウンターを食らいやすくなるので要注意です。今後若手で2010年南アフリカワールドカップの時の阿部勇樹の様な働きができる「アンカー」が出てくることを期待します。