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人工芝に「発がん性物質」があるのか!?

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サッカーやフットサルを楽しむ人たちを震え上がらせるようなニュースが、巷を賑わせています。なんと人工芝に「発がん性物質」が含まれている疑いがあり、アメリカ政府がそれについて調査を開始するというのです。もしこれが本当なら、おそろしいですよね...。「人工芝に発がん性物質」って一体どういうことなのか。さっそく詳しくみてみましょう!

普及する人工芝

ちょっと前までは、子どもたちはだいたい土のグランドでボールを蹴っていたものですが、今では学校のグランドや民間のフットサル施設など、人工芝のコートが広く普及しています。
比較的安価で手入れもしやすい人工芝コートが、天然芝や土に比べて普及していくのも無理は無いでしょう。
この人工芝に健康リスクが潜んでいるなんて...。

犯人は廃タイヤから作られた「ゴムチップ」!?

ことの発端は2009年。アメリカ・ワシントン大学女子サッカー部に所属する2人のゴールキーパーが、悪性リンパ腫と診断されたところからはじまります。

これを受けて、チームのキャプテンである女性が調査をします。すると、他の大学のサッカー部でも、38人が治療を受けていることが判明しました。

しかも、そのうち34人はゴールキーパーで、全員がんと診断されていたのです。

調査の結果彼女は、犯人は人工芝の充填剤として使われる「ゴムチップ」だと結論づけます。正確には「廃タイヤから作られる」ゴムチップに健康リスクが潜んでいるとのこと。

ゴムチップの成分は、ベンゼン、鉛、カーボンブラックなどですが、そのうちカーボンブラックや鉛は、発がんリスクのある物質とされています。

ゴール前での激しい攻防を余儀なくされ、芝に倒れこむことも多いゴールキーパーは、飛び散るゴムチップを吸い込んだり、体中に付着したりしてしまいます。

試合だけでなく、練習ではそれこそ何百回、何千回と人工芝に飛び込んでいることでしょう。そのため、とりわけゴールキーパーに被害が集中する、というのです...

後にこの調査報告がメディアで報道されると、アメリカのマスコミが一気に加熱します。
ゴムチップの健康リスクを独自に検証するメディアが増え始め、様々な調査結果が明るみに出てきました。

がんだけでなく、例えば呼吸器の疾患なども報告には含まれていました。

NBCやUSA Todayなどの大手メディアもこの問題を大きく報道し、社会的なうねりとなっていきました。

こういった流れを受けて、ついにアメリカ政府が重い腰をあげます。

この問題について、3つの政府機関(環境保護庁、消費者製品安全委員会、疾病予防管理センター)が連携して調査に乗り出すという発表がなされたのです。

まだ騒ぐのは早い。冷静に調査報告を待ちたい

アメリカで人工芝は広く普及しています。日本でも、アメリカほどではないですが、確実に広まっていますよね。

子供を自由に遊ばせるため、庭に人工芝を検討しているご家庭も多いのではないでしょうか。

人工芝コートでサッカーやフットサルを楽しんで、終わってみると、足に黒いつぶつぶがたくさんついていた、という経験は、私自身もあります。

あの黒いつぶつぶについて、こういう話を聞くとちょっとゾッとしますね...

ここまで来ると、「もう人工芝はだめだ!」という極論に陥ってしまいそうですが、騒ぐのはまだ早いでしょう。

人工芝のゴムチップといっても、廃タイヤを使っていないものもあります。
そもそも、廃タイヤから作られるゴムチップの人体への影響は、まだ科学的に明らかになったわけではないのです。

これまでの事例は、全く別のところに原因があった、ということもあり得ます。

今はまだ、米機関の調査報告を待つ時期です。

日常的に人工芝に関わる人たちは、この調査結果に注目しておく必要がありますね。

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 トップ・アイキャッチ画像引用元:PhotoAC kkphotoさんより