クロコダイルのサッカー日本代表にもの申す!

サッカー日本代表のことについて情報を発信するブログです。時々脱線記事もあり。

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「浦和は勢いだけ。」と発言した川崎フロンターレ、大久保嘉人は日本代表に必要か?

2016年シーズン、明治安田生命J1リーグ、1stステージ第8節。4/24川崎フロンターレVS浦和レッズが行われ、1-0で浦和レッズが勝ち首位奪取となりました。その前日に報道された川崎フロンターレ大久保嘉人の発言が物議を醸し出しています。ビッグマウスで有名な大久保嘉人ですが、今回の発言には浦和ファンが敏感に反応。結果的には川崎フロンターレが負けてしまいましたが、今シーズンも好調な大久保嘉人は代表に必要かどうか検証します。

大久保嘉人の発言全貌 

 

試合前日のコメントにてこのような発言をしています。

大久保嘉人「間違いなくヤマ場。ただ浦和は別にうまくないし、勢いだけ。絶対に負けない。」

勢いは確かにあるし、テクニックだけ見たら川崎フロンターレの方が上かもしれませんが、「勝者のメンタリティ」的なものは浦和レッズの方が上回っていたということでしょう。「勢いだけ」という風に強調していましたが、その「勢い」がサッカーにとって非常に大事な部分だなと感じた一戦でした。

大久保嘉人、日本代表復帰待望論

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個人的には大久保嘉人は日本代表に選出されるべきだと私は思います。

年齢こそ33歳ということでベテランの部類にカウントされますが、体のキレや得点感覚の衰えを感じさせず、結果だけ見たら日本代表に入っていないことがおかしいです。

ハリルホジッチ監督から言わせると本大会で結果を出すために2年後のロシアW杯時点で体の状態が一番良いとされる20代~30代前半の選手でメンバー構成をしたいことはわかります。

しかし、まずはW杯アジア最終予選を勝ち抜くという大事な宿題があるわけですから、現時点で結果を残している選手を招集すべきだと私は思います。

そう考えれば3年連続J1得点王の大久保嘉人が日本代表に入らないのは違和感があります。

風間八宏イズムで覚醒した大久保嘉人

セレッソ大阪ヴィッセル神戸ヴォルフスブルグマジョルカなどのクラブを渡り歩いてきた大久保嘉人ですが、川崎フロンターレでの戦術的フィット感を見ていると、このチームに来て本当に良かったと思っているだろうなと感じます。

優勝こそないものの「究極のパスサッカー」を目指す川崎フロンターレ監督、風間八宏氏の手腕により大久保嘉人は覚醒しました。

第7節のFC東京との試合では顕著にそのプレーが見えましたが、FWのポジションとして登録されてはいるものの「中盤まで下がってボールを捌く」というプレーが随所で見られます。

通常FWがボールを欲しがって中盤まで下がっていくとポジションがゴールから遠くなりゴールゲッターとしての役割を全うできなくなるので好まれない場合もありますが、大久保嘉人はそのセオリーを覆すプレーでリズムを作っているようです。

そこで中盤のキーマンとなっているのがやはりキャプテンの中村憲剛でしょう。縦パスやスルーパス、DFの背後に出す浮き球などでチャンスを演出していますが、彼の長短のパスが大久保嘉人の動きに合わせているようにも見えます。

ポゼッションサッカーの限界が昨今のサッカー界では嘆かれていますが、その信念を貫いてこだわり続ける風間八宏イズムが花開いたと言われるには今シーズン優勝するほかないでしょう。

大久保嘉人が仮に日本代表に選出されたらポジションはどこ?

現在の日本代表の基本フォーメーションは4-2-3-1です。サブ的に4-4-2のダイヤモンド型も採用されることもありますが、大久保嘉人は両方使い勝手が良いと思います。

ハリルホジッチ監督も「複数のポジションができるユーティリティな選手」を求めると公言していますし、ワントップもできるしトップ下も可能、2トップの一角も務められる大久保嘉人を私は推します。

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 アイキャッチ画像引用元:[スカパー!提供]20160319_ヴァンフォーレ甲府戦 ハイライト映像