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日本代表にはやはり高さのあるFWが必要か?豊田陽平やハーフナー・マイクの可能性

先日の日本代表対シンガポール戦で浮き彫りになったのは、引いた相手にどうやって点をとるかということです。アジア予選では韓国やオーストラリア以外ではほとんどの国は日本に対してゴール前を固めてブロックを作ることが予想されます。そういった状況で、1つのオプションとして考えられるのは高さを使った攻撃です。

アジア予選では高さを使うことも視野に。

ブロックをしっかり作りゴール前を固めてくるアジア予選では高さが鍵になるかもしれません。シンガポール戦ではセンタリングは上げられるが、空中で競り勝ってヘディングでシュートという場面はあまり見られませんでした。

ゴール前を固めた相手に有効なのは単純にクロスを上げて、高さを活かしたパワープレーで得点を積み重ねるのがアジア予選に限ってはよいのではないかと思います。

現代表のFW陣を見ると、岡崎は打点の高さを活かしたヘディングというよりは速いクロスに飛び込んで点で合わせるという形が得意なので、ゴール前にスペースがないと厳しいし、大迫は万能型FWですべてのプレーを高いレベルでプレーできるが圧倒的な高さがあるわけではありません。名古屋の川又はこの中では高さが1番あるものの、Jリーグでは結果を出せていないしヘディングなら誰にも負けないという絶対的な高さはありません。

誰が良いのか!?

そんな中、Jリーグで圧倒的な高さと決定力を武器に、得点を積み重ねている男がいます。鳥栖豊田陽平です。1stステージで12得点と結果を残し、得点ランキングも宇佐美の13ゴールに次ぐ2位につけています。ゴールの内訳を見てもヘディングでのゴールが大半を占めていて、映像で見ても明らかに相手のDFよりも頭1、2個は上回るヘディングでゴールを何度も決めています。

他に日本人で長身FWをあげるとFC東京の平山、新潟の指宿、鈴木武蔵フィンランドHJKヘルシンキでプレーするハーフナー・マイクでしょうか。

平山は怪我、指宿はJリーグで結果を残せていないので現実的ではないでしょう。

ハーフナーマイクフィンランドリーグで元新潟の田中亜土夢と共にゴールを量産しているようなので、もしかしたら招集されるかもしれません。

デメリット

高さのあるFWを入れることで生じるデメリットもあります。

パワープレーを意識しすぎて、なんでもかんでもロングボールで長身FWめがけて蹴ってしまい攻撃が単調になってしまうケースがよくあります。

一時期、ハーフナーマイクが日本代表で試合に出ていましたが、結局彼の高さを周りが意識しすぎてロングパスを多用し、前のハーフナーでボールが収まらずにフィットしきれませんでした。

こういった高さのあるFWを活かすには、しっかり深い位置から、もしくは早めのアーリークロスで攻撃できるようサイドからの攻撃を仕掛けるのは必須です。中央からの単純な放り込みサッカーではいくらアジア予選といえども簡単にはゴールを奪えないでしょう。

教訓を生かして

前回のW杯でも高さのあるFWをメンバーに入れず、最後は苦し紛れに吉田麻也をFWに置いてパワープレーをしましたが、全くの空回りに終わりただ時間を浪費しただけで試合が終わってしまいました。

いくらヘディングが強いからといってDFをFWに置くのはかなり無理があるでしょう。闘莉王は例外ですが、いくらヘディングが強くてもFWとしてのポジショニングやポストプレーが出来なければただの放り込みサッカーに終始し、時間を浪費してしまいます。

ポストプレーや足元に収めることもでき、なおかつ絶対的な高さのあるFWである豊田陽平ハーフナー・マイクなど高さのあるFWを最低でも1人はメンバーに入れるべきだと思います。

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トップ・アイキャッチ画像版権:jleaguechannel 豊田 陽平選手(鳥栖)インタビューより