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手薄な日本代表の右サイドバックに田中裕介をお勧めする理由

川崎フロンターレU-23日本代表候補にも選出経験のあるオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)にACLのために短期契約で移籍していた、田中裕介の契約満了が6月6日に発表されました。田中とともに同チームで奮闘していた高萩洋次郎(元サンンフレッチェ広島)の退団も同時に発表され、両者とも6月末からフリートランスファーになり国内外のクラブと交渉できるようになります。田中裕介には国内外問わず、試合に出れるクラブでプレーしてほしいと思っています。そして個人的には内田篤人が怪我で離脱している日本代表に手薄な右サイドバックとして起用してみるのも良いのではと思います。

学生時代の田中裕介

私が田中裕介のプレーを初めて見たのは、中学時代まで遡ります。田中裕介は町田JFCという町田市にある強豪クラブに在籍していました。当時のポジションはサイドバックではなくFW。

身体がすでに大きく、スピードもあったため裏に出せば裕介ならなんとかしてくれる。そんな雰囲気がチームに漂っていました。大きな身体を生かしてポストプレーをするというよりはサイドに流れるか、DFの裏を取ってスピードで勝負していた印象です。性格はとにかく真面目で、浮ついた話は1度も聞いたことがありません。

当時八王子から町田まで通っていたので遊ぶ時間もないし、サッカーがとにかく大好きな好青年でした。ちなみに1個下には川崎フロンターレ小林悠もいましたが、小林悠はMFで田中裕介はFWだったため受け手と出し手が今では逆になっているのが面白いです。

高校進学時には神奈川県の強豪、桐光学園に進学しここでサイドバックにコンバートされたのをきっかけに、田中裕介の才能が一気に開花し横浜Fマリノスに入団することができました。

川崎フロンターレに移籍後はキャプテンも任されるなど完全に中心選手の一人として活躍したのはみなさんご存知の通りですね。

田中裕介の長所

彼のストロングポイントはなんといっても攻守ともに高いレベルでプレーできることです。

サイドバックですが身長は181cmあり、ヘディング、フィジカルも強いです。

ロングスローも投げれます。個人的には酒井宏樹より守備力が高くより堅実なプレーをすると思っています。

1対1の対人にも強くて左右両足で制度の高いボールを蹴れるので、両サイドでプレーできるのも魅力の一つです。

怪我に不安のある長友、守備に不安のある太田のバックアップとして左サイドバックとしても計算できるのも彼の強みと言えます。

今後の活躍次第

ハリルホジッチの頭の中に、海外組の一人である田中裕介の名前は必ずあると思われます。

残念ながらWSWでACLを勝ち進むことができず、不完全燃焼でオーストラリアを離れることになりましたが肝心なのは次の行き先です。

現在28歳という年齢を考えるとW杯を狙える最後のチャンスと言っても良いでしょう。

国内外問わず、知名度ではなくしっかり試合に出場できるクラブを選び公式戦に出続けてハリルホジッチJAPAN入りへアピールしてほしいですね。

※2015年7月からはセレッソ大阪でプレーしています。

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トップ・アイキャッチ画像:セレッソ大阪OFFICIAL 2015年10月10日 ギラヴァンツ北九州戦 選手コメント(田中裕介選手)より