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日本代表、太田宏介と長友佑都の左サイドバック争い

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現在、Jリーグのアシストランキングで2位につけているFC東京太田宏介Jリーグで現時点で6アシストと好調を維持していて、今回のW杯予選のための日本代表にも選出されました。代表戦でも今年3月にもウズベキスタン戦で後半から途中出場し、岡崎慎司のゴールをアシストするなど活躍し、確実にハリルホジッチの頭の中には左サイドバックの選択肢の1つとして太田宏介の名前が刻み込まれているはずです。シンガポール戦では堂々のスタメンとなった太田宏介の魅力に迫ります。

高校時代にクロッサーとしての才能が開花

太田宏介のストロングポイントは、左足から繰り出される精度の高いクロスです。彼のクロッサーとしての才能は高校時代の神奈川県の麻布台淵野辺高校時代に磨かれました。

もともと中学時代はクラブチームの強豪、FC町田でプレーしていた太田は高校進学時に全国で実績のある県内の桐光学園桐蔭学園の進学を希望していたが、同じ町田市内にあるライバルチームの町田JFC でプレーしていた小林悠(川崎フロンターレ)や小野寺達也(栃木SC)など町田市内でプレーしていた仲間と相談をし、当時無名であった麻布台淵野辺高校に一緒に進学するとこの3人の活躍もあり、2年、3年次に高校選手権へ神奈川代表県代表として出場することができました。

高校時代の太田宏介は3-5-2の左サイドハーフでプレーしていて、今よりもより攻撃的な高い位置にポジションを取りスピードを活かした突破や、精度の高いプレースキックは高校世代でも屈指で神奈川代表として国体にも出場し、高校卒業後に横浜FCでプロとしてのキャリアをスタートさせました。

横浜FCでは今までよりもディフェンシブな左サイドバックを任され、最初は戸惑いもあったそうですが出場機会を掴むと周りの信頼を勝ち取り不動のレギュラーとなり、清水エスパルスFC東京と着実にステップアップしてきました。

今後の課題はディフェンス力

太田宏介のキックの精度や攻撃参加のタイミングは日本の左サイドバックとしては最高峰のレベルだとは思いますが、今課題になっているのがディフェンス力です。

一対一で軽率に抜かれたり、ゴール前で競り負けるなどディフェンダーとしての能力をもう一段階上げていきたいところです。この部分が日本代表の不動の左サイドバック長友佑都との差なのかなと思います。

先日のウズベキスタン戦でもゴール前で軽率なファールをしてしまい、ハリルホジッチ監督に注意されたとのことでした。シンガポール戦ではディフェンスで目立ったミスはありませんでしたが、今後の課題となることは間違いありません。

長友佑都との争い

攻撃面だけ見れば、太田宏介長友佑都よりも上な部分はあるかもしれません。左足からのクロスは切れ味ありますし。ただ守備面を考えるて総合的に見るとまだ長友佑都がファーストチョイスなのかなとも思います。

ただ今回のシンガポール戦同様、長友佑都の怪我や今後の太田宏介の守備面での改善によっては、W杯予選でコンスタントに出場する可能性は高いです。太田宏介の左足のクロスと岡崎慎司の右からダイアゴナルに走ってきてのダイビングヘッドは相性が非常に良いですし、期待ですね!

まだまだアジア予選は始まったばかり!精度の高い左足で、日本をワールドカップへ導いて欲しいです!


TOKYO PLAYER INTERVIEWS #20 太田宏介 - YouTube

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