日本代表の穴!?CBに足りないものは?
日本人選手で世界的に通用している選手は攻撃的MF、中盤に多いですがその他のポジションで世界的に活躍している選手はあまり思い当たらないのが現状です。特に人材不足と言われるセンターバック(以下CB)は吉田麻也が本格的に世界に飛び出した以外には未だ出てきていません。元日本代表、G大阪からザルツブルク(オーストリア)に移籍した宮本恒靖がCBの海外挑戦を切り開いた感じはありましたが、レギュラーとして定着した印象はありませんでした。そんなCBに必要な要素、なぜ日本で優秀なCBが育たないのか検証してみましょう。
闘莉王と中澤佑二の安定感
吉田麻也も以前インタビューで発言していましたが、2006年~2010年の日本代表主力のCBとして活躍していた闘莉王、中澤佑二コンビほど今は安定感がないという感じがあります。
彼らはフィジカル的要素やリーダー気質も含め、カリスマ性があり間違いなくチームを牽引していました。
守備だけではなく攻撃力にも定評があり、セットプレーからのヘディングなどで幾度となくチームの危機を救ってきました。やはり現代サッカーでは攻守両面で活躍できるCBが求められています。
世界基準の高さ
世界基準のCBで見ると190㎝近い選手、欧州リーグであれば190㎝を越えてくる選手がいることも少なくありません。CBだけに限らないかもしれませんが、日本人は身長的、体の大きさ的にハンデがあると言えます。吉田麻也はプレミアリーグのサウサンプトン所属ですがチームメイトと並んでも吉田麻也の身長は普通に見えます(笑)日本代表でトップクラスの187㎝ある吉田麻也でもプレミアリーグでは特別な存在ではないのです。
高さは大事だがそれだけが大事ではない
もちろんCBはヘディングで競り合う回数が多いので高さがあることは大事です。しかし高さがなくても世界のトップクラスに名を連ねる選手は存在します。
アルゼンチン代表バルセロナのマスケラーノ、元スペイン代表のプジョル、元イタリア代表のカンナバーロなどは身長は170㎝台です。
そう考えると対人的な強さよりも未然に相手の攻撃を防ぐ、「コーチング能力」や「危機察知能力」が大事だとも考えられます。やはりCBはGKと同じように一番後ろから試合全体を見渡せ、チームのリーダーとして選手の結束を固められる選手が必要ではないでしょうか?
・高身長・リーダー
この2つの要素を持ち合わせたCBを求む!!
【イタリア】ファビオ・カンナバーロ【ディフェンスリーダー】.wmv - YouTube
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