日本代表のエースへ!宇佐美貴史の連続ゴール記録は?
明治安田生命J1リーグ第9節、浦和レッズVSG大阪の試合が行われます。注目はもちろん連続ゴール記録の更新が掛かったG大阪の宇佐美貴史でしょう。絶好調中の宇佐美貴史を浦和レッズのDFがどう守っていくのかに焦点が集まります。日本代表での役割、浦和レッズのDFについて、連続ゴール記録にまつわることを中心に見ていきましょう。
J1における連続ゴール記録
Jリーグにおいて連続ゴール記録は現在誰が保持しているのでしょう?
実は97年に横浜マリノスに所属していたサリナスです。スペイン人でスペイン代表にも名を連ねるほどのスター選手でした。彼は8試合連続でのゴールを奪いJリーグの記録を達成。素晴らしい記録ですが、どれくらいの人がこのことを覚えていたことでしょう?
個人的には記録というより90年代の外国籍選手の名前を聞くとものすごい懐かしさを感じることにJリーグも歴史が備わってきたのかなぁと思ったりします。
ちなみに日本人プレイヤーではカズ、三浦知良選手が6試合連続でのゴールを決めています。宇佐美貴史は現在カズと同じ記録に並んでいるので浦和レッズ戦で日本人単独の連続ゴール記録を狙います。
G大阪2トップVS浦和レッズDF陣
気になるところは驚異的なペースでゴールを決め続ける宇佐美貴史を浦和レッズDFがどのように止めるのかです。
森脇良太、那須大亮、槙野智章の3バックに加え、ボランチの阿部勇樹が加わっての守備が基本的な陣形です。
G大阪は宇佐美貴史とパトリックの2トップでしょうから、浦和レッズは3バックの2人をマンツーマンに付けて1人が余るような形を取るか、阿部勇樹も引き気味になり、DFラインに吸収されるか、はたまたウイングバックの関根貴大、宇賀神友弥までが引くことになるのかはわかりませんが、先手を打った方が優勢に試合を運ぶことは間違いないでしょう。
ウイングバックの関根貴大、宇賀神友弥が引いて下がるようなシーンが多くなるとG大阪の攻撃陣にやられてしまうでしょう。逆にいうとG大阪は3バックのサイドとウイングバックの背後のスペースをうまく使うべきです。フォーメーションの違いから出てくるスペースの有効活用が鍵になると思います。
日本代表は1トップの2シャドー、G大阪との違い
宇佐美貴史はG大阪で2トップの一角を担っていますが、日本代表になると宇佐美貴史は2シャドーの左、見方によっては3トップの左に位置するでしょう。
このフォーメーションの違いで宇佐美貴史の良さが出ないということがないようにしなければなりません。
そこで重要なのが「相棒」の存在です。「相棒」といってもチーム内に複数の相棒がいることで宇佐美貴史は活きてくるでしょう。2トップの相棒のパトリックの存在、MFでの相棒である遠藤保仁などの存在が日本代表でも見つけられるかです。
日本代表では2トップの可能性が少ないですから「相棒」は1トップの選手となります。フィジカルコンタクトに長け、ボールキープできるようなタイプの選手と考えると豊田陽平や岡崎慎司が相性が良いと思います。
MFでパスを供給してくれる選手だと川﨑フロンターレの大島僚太や名古屋グランパスの田口泰士が考えられます。
いずれにしろ今現在、宇佐美貴史の価値が上がっているのは間違いありません。
関連記事↓↓
引用画像:YouTubeより